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2014年2月26日水曜日

BOX in BOX

映画監督の手塚眞さんの写真展に行ってきた。


「箱の中の女性」をテーマに撮り続けていた写真が100点程、
所狭しと展示されていた。

ウィリアム・クラインも映画『モード・イン・フランス』の
confessionというパートでモデルが狭い空間に入って、
独白をしているシーンがあったけど、
手塚さんの写真はクラインのそれと比べて
どことなく透明感を感じさせる作品群だった。
やっぱ写真も上手だなー。

会場には箱の映像versionもあって、
モニターごと箱に入れて上映するインスタレーション的な作品も見られた。
マッピングとは違った面白さがあったね。

映画『白痴』を見てても感じたけど、
奔放な映像のイメージはこれらの積み重ねから養われてきたのかなと
思いながら見てた。
やっぱり色々と実験しないと引き出しは増えないね。
コンセプトを決めて連作する活動、
やり始めたらライフワークになりそうだなと思いました。

写真展、3月2日までやっているそうです。
ヴィジュアリストの肩書きは伊達じゃないです。
ご興味のある方は是非!
http://www.sunday-issue.com

2014年2月25日火曜日

2014年2月24日月曜日

納まりの良い感じ。

気がつけば放置気味のブログ。。
先週は自作のshortfilmの撮影でした。
キャスト&スタッフの皆さん、
お疲れさまでした。


終了後の一枚。
スタイリッシュというか、ファッショナブルというか。
なんか納まり良くないすか?
昨年撮った作品、"ENSEMBLE"の第二弾。
今回は、BASSISTとSAX PLAYERを招いての作品。
一番左がBASSISTの瀧元風喜くんで、一番右がSAXの前田サラさん。
二人ともアドリブで色んなフレーズが出る出る。
素晴らしいパフォーマンスでした。
どんな話かは乞うご期待です。

役者陣はテント演劇の劇団、新宿梁山泊から広島光さんと、
そして、その名はスペィドのATGこと、アリストジゼルさん。
広島さん、エネルギッシュだったなー。
色んな表情が見たくなる役者さんですね。
アリスちゃんは今回演技初体験という事ですが、
頑張ってましたねー。
年間100本近いGIGをこなしている人の存在感というのは
ちょっと違ってたね。




紫子達との一枚。
写真上の左側の方は、ショウジョノトモさん、
その隣はスペィドのリーダーSLFさん
左側は同じくスペィドメンバーのLOTTAちゃんです。
皆、ポーズがジョジョ化してる。
ってか、お二人にこんな事を頼んで良かったのか。。。
ホント、感謝です。


これから編集作業です。
頑張ります!

2014年2月23日日曜日

T2 Movie selection vol.271

愛は死より冷酷<未>(1969)
LIEBE IST KALTER ALS DER TOD

LOVE IS COLDER THAN DEATH

監督、脚本、編集、出演:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
製作:ペール・ラーベン
音楽:ペール・ラーベン
出演:ウーリー・ロメル, ハンナ・シグラ, カトリン・シャーケ, イングリット・カーフェン, ペール・ラーベン, ピーター・バーリング

ファスビンダー流、フィルムノワール。
真っ白い壁を背景にフルショットで横構図が多い。
そのぶっきらぼうな画が印象的。



2014年2月16日日曜日

T2 Movie selection vol.270

プッシャー2(2004)
PUSHER II

監督、脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン
製作:ヘンリク・ダンストループ, ニコラス・ウィンディング・レフン
製作総指揮:ケネス・D・プラマー, キム・マグヌッソン, ミケル・ベリ, ルパート・プレストン
撮影:モーテン・ソーボー
編集:アンネ・オーステルード, ヤヌス・ビレスコフ=ヤンセン
音楽監修:ロル・ハモンド
出演:マッツ・ミケルセン, レイフ・スリヴェスター・ピーターセン, アンネ・ソーレンセン, クルト・ニールセン, オイヴィンド・ハーゲン=トラベリ, カーステン・シュローダー, マリア・エルウォルター, ダン・ドンマー, ズラッコ・ブリッチ, アイヤス・アガク

全編手持ちカメラの荒い撮影は健在だけど、
それに加えてシーンを大胆に省略する編集の仕方がCOOL。
その編集によってテンポも2割増。




2014年2月12日水曜日

箱、女、写真。

ヴィジュアリストの手塚眞さんの写真展が
yahooニュースで取り上げられてた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140212-00000006-impress-ind

以前、飲み会にお邪魔した時に写真を見せてもらった事があって、
ヴィジュアリストの肩書き通り画造りとか表情の捉え方が
とても面白かったのでいつか展示会とかやらないかなと思っていた。

今回は、「箱の中に入っている女性」というテーマの作品を展示するとの事。
コンセプトを決めての制作っていうのが
自分の中でも何か良いヒントになりそうな予感がします。
そして、安部公房の小説を読みたくなりました(笑)

http://www.sunday-issue.com/schedule/gallery/3652/

SUNDAY ISSUEというギャラリーで
2/25から3/2までやっているそうです。

面白そうだから言ってみようかな。

Brain Scratch

青山にて。


写真は、ONI君から拝借。
DJのONI君とmodelのアケミ先生。
(なぜか僕は先生と呼んでいる。。)
遊んでいる訳ではありません。
先日造ったshortfilmが方々で好評というコトで、
また何かやりましょうとなり、
打ち合わせをする事に。

流れるままにアイデアが出る。
映像作品の時とは違って、
色々とインタラクティブな事が出来そうな予感。
インタラクティブな事も出来るVJ&映画監督。
カッコいいじゃないですか!
おそらく尖った事をやる事になるだろう。
新しい事をやろうとなった時、
お互いの意見に色々と肉付けしていける関係がベストだなと、
打ち合わせをしてて思った。

2014年2月9日日曜日

T2 Movie selection vol.269

スリーピー・ホロウ(1999)
SLEEPY HOLLOW

監督:ティム・バートン
製作:スコット・ルーディン, アダム・シュローダー
原作:ワシントン・アーヴィング
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
撮影:エマニュエル・ルベツキ
プロダクションデザイン:リック・ハインリクス
衣装:コリーン・アトウッド
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ, クリスティナ・リッチ, ミランダ・リチャードソン, マイケル・ガンボン, キャスパー・ヴァン・ディーン, イアン・マクディアミッド, マイケル・ガフ, クリストファー・リー, ジェフリー・ジョーンズ, マーク・ピッカリング, リサ・マリー, クリストファー・ウォーケン, レイ・パーク, ロバート・セラ, ジェイミー・フォアマン

深いグレーの色使い、美術が格調の高さを感じさせる作品。
そして、ただ怖いだけじゃないというのがティム・バートンらしいというか。
ダークでファンタジックな世界観を堪能したいならコレ。



2014年2月6日木曜日

カテゴリの一新。

ブログのカテゴリを一新しました。

映像の演出、ライブ撮影はDirection & Shooting - movie -コーナーへ
http://toowa2.blogspot.jp/search/label/Direction%20%26%20Shooting%20-%20movie%20-

出演したPARTYのレポートはVJ play reportへ、
http://toowa2.blogspot.jp/search/label/VJ%20play%20report

TOOWAIIがクラブやshowといった現場でVJをしている映像や
音を聴きながらリアルタイムに映像をmixした所謂"一発撮り"のMix visualは
VJ play & Mix visual work
http://toowa2.blogspot.jp/search/label/VJ%20play%20%26%20Mix%20visual%20work


カテゴリを分けていたVJ告知とVJ以外ラジオやWEBサイト掲載、
作品等の情報はINFORMATION

遊びに行ったライブイベントやクラブはLove party & music

公開していた写真やデッサン、VJ映像はPrivate artwork - photo&drawing&frame in movie-
まとめました。
http://toowa2.blogspot.jp/search/label/Private%20artwork%20-%20photo%20%26%20drawing%20%26%20frame%20in%20movie%20-

VJ映像はVJ WORKとして公開してたけど、
VJとは、厳密にはクラブやshowでplayする事で、
映像を造るのはVJ WORKじゃなかったので、
5 frame in movieと名前を変えて紹介する事にしました。

Private artwork - photo&drawing&frame in movie-では、
TOOWAIIが個人的に制作している映像や写真の一部を見る事が出来ます。

そして、ほぼ毎週日曜日にせっせと紹介していた映画を
5つのカテゴリに分けて紹介する事にしました。

Edit & Effectは編集やCG、特殊効果等が気になった作品、

Experimental & MV & Documentaryは実験映画やドキュメンタリー、ライブ映像、

Shootingは全編手持ち撮影や長回しなど気になった撮影技法について、

Situationは映画の設定が不思議とか限定された世界での話とか舞台が突飛な状況での作品、

Storytellingは話の運びが上手いなと感じた作品、

Visual senseはフォトジェニックさやカラフルな色彩感覚、絵画的な映像美など画の美しさが際立つ作品等々。

サスペンスとかコメディとかジャンルに分けての紹介も考えましたが、
普段映画を観ていて、こういう撮り方や編集、色彩感覚が面白いと感じた部分を
紹介出来ればと思っております。
なので、例えばちょっと変わった作品を観たいと思ったら、
Movie selectのsituationやexperimentalをチェックしてみて下さい。
ごっそり歪な作品をセレクトしています。

という訳でプチリニューアルでした。
是非、チェックして観て下さい。

よろしくお願いします。

2014年2月5日水曜日

TOOWAII VJ PLAY VTR vol.02 in club asia

club asiaでのVJ PLAYの紹介。



TOOWAIIのVJ映像とVJ playを確認するコトが出来ます。
こちらの映像では実写のVJ映像を多めに流して
VJをしています。

TOOWAII VJ PLAY VTR in club asia



TOOWAIIがclub asiaでVJをしている映像をYouTubeにUPしました。
VJの映像と実際PLAYをしているところが解る内容になってます。
こちらの映像ではグラフィックのVJ映像を多めに流して
VJをしています。
要チェック!

2014年2月2日日曜日

T2 Movie selection vol.268

プッシャー(1997)
PUSHER

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン, イェンス・ダール
撮影:モーテン・ソーボー
出演:キム・ボドゥニア, マッツ・ミケルセン, ローラ・ドライスベイク, ラウラ・ドラスベァク

『ドライヴ』を撮った監督のデビュー作。
全編手持ちのエネルギッシュなバイオレンスサスペンス。
ナイトクラブでの撮影がリアル。