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2017年2月15日水曜日

実験映画からサスペンスまで。最近劇場で観た映画、色々。

ココ最近公開されている作品で気になった映画を幾つか観てきました。
中には前情報なく駆け込んだ映画もあったけど、
意外と面白かった作品もあり勉強になった映画も。。

まず1本目。

『壊れた心』(フィリピン)
D:ケビン・デ・ラ・クルス

マニラが舞台の犯罪もの。殺し屋と組織の女の恋物語。
というザックリとした話の筋があって、
あとはライブ感のある映像が展開するスタイリッシュな実験映画。

クリストファー・ドイルがカメラマンってことなら、
MVやVJ映像が好きな人は楽しめる作品。

公開は、、、終わってしまってますね。。。汗
DVDを待ちましょう。。。(出るかな、、(笑))


2本目。

『ドント・ブリーズ』(アメリカ)
D:フェデ・アルバレス

盲目の障害者の家に押し入った3人組が
逆に事件に巻き込まれてしまうという巻き込まれもの。
ターゲットの障害者がハイスペックな異常者ってトコロが新鮮。

本題に入るまでの展開が早くて手際の良さを感じたね。
流石、プロデューサーにサム・ライミがいるだけある♪

これは、、、現在公開中ですね。
上映後にお兄ちゃん達が「予想以上に怖えぇ〜アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!」
とビビっておりました。


3本目。

『ネオン・デーモン』(デンマーク/フランス/スウェーデン)
D:ニコラス・ウィンディング・レフン

最近、T2が追っかけているお気に入りの監督。
制作国が3カ国なのは内容に対してお金を集めるのが大変だったのかなと邪推しちゃうけど、
『ドライブ』のNWRが監督した作品とくれば、きっと凄いものを見せてくれる。
という期待感だけで劇場に。

ファッション業界の暗部を描いた作品。
モデルとなると女性が主人公でドロドロって展開が描かれることが多いけど、
コレ、男だとやっぱ難しいんですかね?
男の嫉妬も結構凄いもんがありますけどね(笑)

まぁ、それはさておき。
冒頭のタイトルと監督の略称"NWR"が出るところから唸りましたw
途中の展開とかVJ映像かってくらいキレていた。
パンフレットのエル・ファニングのお茶目な写真に注目。

体感したいFashion Filmです。

これも、、、現在公開中ですね。


4本目。

『沈黙』(アメリカ)
D:マーティン・スコセッシ(アメリカ)

戦後日本文学を代表する小説家・遠藤周作の長編小説の映画化。
いつもは映画を見た後に原作をチェックしたりするんだけど今回は逆。
小説もおススメですよ。
僕的にはキチジローの印象は違ったけど、全体的に忠実に描いているなと思いました。
暴力描写がフォーカスされがちだけど、スコセッシが弱者を描く時の語り口って良いのよね。

つい先日、スコセッシのデビュー作『ドアをノックするのは誰?』を観たんだけど、
この映画を撮りたいと思った理由が何となく理解出来た。

劇場にはあまりお客さんがいなくて、良い作品なのに勿体ないなと。

これは、、、絶賛公開中ですね。


5本目。
『The NET 網に囚われた男』(韓国)
D:キム・ギドク

最近(というよりここ数年♪)T2が追っかけているお気に入りの監督その2。
南北朝鮮の関係をキム・ギドクらしいタッチで描かれる。
役者の存在感で背景が解る造りが印象的だった。
アクション映画に出ている人を主演で持ってくるコトで、
所属している軍隊がイメージ出来る演出はとても勉強になりますな。

それと、『メビウス』あたりから作品に現れるようになった気がするんだけど、
重い内容なのにどことなくユーモアを感じるのは僕だけ?
冒頭の漁船のモーターに網が絡まっちゃう下りとか
笑いが込み上げてしまった。

そして、イ・ウヌちゃんが可愛かった。。。
この女優さん、インパクとあるね。

これも、、、絶賛公開中ですね。

ってな感じで、サクッと5本紹介。

2017年2月14日火曜日

シカゴハウスと再会

先週末の色々。

最近、クラブから少し遠ざかっていたので、
渋谷に新しく出来たクラブ(といっても暫く経っているけど。。。)、
contactに行ってきました。


ダンスフロアーやラウンジの雰囲気が
どことなく西麻布のyellowを感じさせ少し懐かしい気分になる。

しかも、この日はシカゴハウスがかかるというコトで、
客層も少しアダルトな感じの人達が多くて居心地が良かったな。
久しぶりの友人にも再会。話題はトランプ政治。。(笑)
クラブで政治について語るとか新鮮ね。

contact、語れる場所もあり踊れる場所もありなので、長時間居られる。
また遊びに行きたいクラブです。

んで、
翌日は台湾からMV撮影で来日してた映像作家Aikolove Liu君と再会。
最近は中国のみならずシンガポールでも案件があるのだとか。
中国語圏だと国を跨いで仕事があるみたいね。
話を聞いてて思ったのは、どこの国でも使っている機材は殆ど同じみたいです。
制作体制やコストの制約など日本のそれに似ている。
使っている機材とか殆ど同じなのよね。
スタートラインが同じならば、あとはアイデア勝負ということなのかもね。


プチョン国際映画祭で再会して以来なので、
積もる話があるよねってコトでT2作品に関わってくれている
DJのONI君やスペィドのSLF!さんも呼んで飲み会。

制作体制から日本の音楽事情まで色々と語り合い、
良いアイデアを沢山頂いた。

トランプ政権といい、海外のクリエーターと会う機会といい、
外に目を向けるのも大事だなと思った週末でした。