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2012年2月2日木曜日

映画『テトロー過去を殺した男ー』を観て来た。

このブログが更新されている頃には、
恐らく節分ナイトも盛り上がっているはず。
そうです、今日は自動更新でブログをUPしているのです。

先日、六本木の映画館、シネマート六本木まで
コッポラの新作『テトロ—過去を殺した男—』を観て来た。

今年は、美術館と映画館に毎月行くのが目標で
取り敢えず1月は達成。

で、『テトロ〜』なんだけど。
内容云々の前に久しぶりだからなのか、劇場の音質が良かった。
やっぱ自宅のTVモニターじゃ解らないね。
現場を常に感じてないと良い作品は造れないなと痛感しました。
今年はそう言う事も勉強しつつ。。。

で、内容なんだけど。
アルゼンチンが舞台で父親に自分の恋人をとられた元小説家のところに
腹違いの弟がやって来て交流を深めていくという話。
そこから、元小説家が自分の父親や弟と向き合っていうという。
元小説家をヴィンセント・ギャロ、
腹違いの弟をディカプリオにそっくりな子(名前忘れた。。)が演じているんだけど、
ギャロは「バッファロー’66」の時の様に神経質な雰囲気。
この人ってどの映画に出ても役柄って大きく変わらないなと微笑ましかったというか(笑)

現在と過去、現実と虚像が入り乱れている構成なんだけど、
現在や現実がモノクローム、過去や虚像がカラーと分けられていて、
モノクロームのシーンは影の使い方が凄くカッコよかった。
兄弟の会話シーンは特にお気に入りのライティングでした。
ラブシーンのライティングも
パトリック・ディマシェリエもビックリって感じのライティングだったね。

この映画、
本来は劇場公開の予定はなくDVDでの販売のみだったのだとか。

おいおい、あのコッポラの、『ゴッド・ファーザー』を撮った監督の作品が
DVDスルーかよと衝撃だったのだが、
未公開の予定のまま進行していたのか、
映画のパンフレットはなかったりして公開したのは良しとしても
なんだか凄く勿体ないよなぁ。
パンフ観ながら撮影監督の事とか知りたかったもの。
まぁ、DVD買っちゃうから解ると思うんだけどね。

そんなこんなで今年初の劇場での映画鑑賞でした。
『テトロ—過去を殺した男—』、2/10まで公開しているらしいので、
興味ある方、一度観に行ってみて。

見応えのある作品ですから。

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