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2013年2月19日火曜日

過去の遺産となりつつあるモノ


部屋を掃除していたら古いminiDVテープが出て来た。
中身をチェックして不必要なモノであればゴミ箱行きなのだけど、
友人がNYで活動していた時の記録が残っていた。
その場所は僕もVJをした事がある思い出の場所なので、
やっぱり保管しておこうかなという事で、
テープの保管場所に収納。
こうして捨てられないモノが増えていく。

miniDVテープ。
DVcam黎明期を支えた立役者なんだけど、
記録媒体がSDやCFカードになってから使われる事が少なくなった。
ここ数年で販売もかなり縮小した。
映像の歴史から見ればフィルムからデータに転換する間に
僅かに出現した記録媒体で、
デジタル変換する時に駒落ちするわテープが絡まったりするわで、
幾分、面倒くさいメディアだったし、
VHSやBeta、Hi-8よりも活躍期間の少なった様に思う。
(そういやHi-8も短かったねー。。)

そんな死滅気味のminiDVが僕の部屋にはかなりの本数残っている。
と言う事は、僕はこのminiDVというメディアに
かなりお世話になったというわけだ。
最近は、使う機会も減って来て、
ゆくゆくはDVcamで撮影もしなくなるだろう。

そんなコトを考えながら掃除しながら思い立つ。
今後、どうせ使わなくなっていくのであれば、
miniDVを使って何か作品を造れないかなと。
思案投げ首。
miniDVでしか出来ない何か、
自分が今まで経験してきた技術を駆使した何か。

ひとつのけじめとレクイエムみたいな作品をね。

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