巷で話題の映画『TED』を観てきました。
この日は先日も紹介した『THE FUTURE』を観たあとなので、
久しぶりに映画をハシゴ。
その時から気になっていたのだけど、
予想以上の人気っぷりで平日の昼間だってのにチケットが完売。
ようやくその日の最終の回で観る事が出来ました。
劇場では女性客が多かったね。
テディベアしかり、クマのプーさんしかり。
クマのぬいぐるみって人気あるんだね。
友達のいなかった主人公に奇跡が起こってクマのぬいぐるみに生命が宿るっていう
何ともファンタジー溢れる映画的な始まり。
喋るクマは当然のごとく人気が出てたちまちセレブクマになるんだけど、
これも当然のごとく人気にかげりが出て落ちぶれていく。
(この辺が変にリアルというか)
35歳になった主人公との話からお話が始まる。
特に主人公の成長していく過程やクマの落ちぶれたその後を
オープニングの音楽に合わせて写真のスライドで見せると言うのも、
こうやって省略したのかと参考になりました。
ただ、無駄な様にも思える下衆な笑いが多かったね。
そこは省略しないのね。(笑)
これを人間でやったらどん引きだからクマ使ったんじゃないだろうかね?
と思わせる程クマが下品なセリフを喋りまくってました。
その後にシリアスな話を持ってきたりと、
作品のテンションを落とさず展開していたのも、さすがだなと。
抑える所は抑えてるね。
それもクマだからね~。
あれが牛とか鶏だったら、こうは人気でないよね。
これで、タイアップでクマのぬいぐるみを販売でもすれば、
作品の収益にも繋がるし一石二鳥。
やはり抑える所は抑えてるね。
35歳という若いと言うわけでもなく、中年な訳でもない
微妙なラインの世代を取り巻く状況を
物語に上手く取り入れていてここに共感する人もいたかも知れないね。
主人公は35歳だったし『TED』の主人公も35歳。
この年齢って今年の作品のキーワード?
なわけないか。
作品の内容以外の所でも色々と考えさせられたこの『TED』、
ご興味ある方、まだまだ公開中なので、
観に行ってみて下さい。
http://ted-movie.jp
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