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2013年3月29日金曜日

画の面白さを追求した作品。

映画の撮影も終わりやっと一段落ついたので、
映画館でインプットをしてきました。
観てきたのは、ベルトルッチの初期の傑作『ベルトルッチの分身』
チラシやポスターにも書いてあったけど、
難解な作品でストーリーを追うというより
画の面白さを追求した感じ。

お話は、
主人公ジャコブの元にもう一人の別人格が現れて〜という内容で、
原作はドフトエフスキーの「二重人格」らしいのだけど、
どうやら換骨奪胎しているらしく、
より抽象的な作品になっているみたい。
原作も読んでみたいね。

当時、ヌーベルヴァーグに傾倒していたというベルトルッチらしい
カラフルな色使い、影や鏡を使った画の面白さは抜群でした。

ストーリーありきの映画が好きな方には向かないかもだけど、
画的な面白さを楽しみたいという方にはおススメです。

『ベルトルッチの分身』は渋谷シアターイメージフォーラムで公開中
御興味ある方、詳細はこちらから。
http://www.zaziefilms.com/bunshin/

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