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2014年1月6日月曜日

やっぱ熱意が大事だよね〜。

なんてシミジミしてしまう。

『MANBORG』というカナダで造られたジャンル映画を観てきた。

制作費が8万円(『パシフィック・リム』の237万5000分の1なんだとかw)。
でも、それに勝るとも劣らないセンスと発想力。
出来るところは監督が全部担当する。
このDIY精神は素晴らしいなぁ。

地獄の門が開き地獄の吸血ナチス軍団が人類に襲いかかり、
地球が危機にひんしている最中、
一人の兵士がサイボーグとして甦り的をバッタバタと倒しまくる。

って話だけ聞くと安いB級モノと思いきや、
初期のダフトパンクやKavinskyを思わせるエレクトロサウンドと
80年代に流行ったジャンル映画の画造りと
レイ・ハリーハウゼンばりの駒撮りアニメ、
そして小道具のカセットテープ。
なんとも言えないレトロさを醸し出していて、
凄くセンスの良さを感じさせました。

「ロボコップ」+「タイタンの戦い」+「燃えよドラゴン」+「ターミネーター」÷「80s画質」みたいな感じ?

色々チェックしてみると、
Astron6というカナダの映画会社が制作した作品で、
5人所属しているんだけど全員、
監督、脚本のみならず撮影、編集さらには特殊メイク、演技まで出来るのだとか。

FacebookにAstron6の詳細が載っていて
何だか和気あいあいとした感じで楽しそう。
お互いの作品を手伝い合いながら作品を造り続けている映画クルーって何か良いね。

https://www.facebook.com/astron6?fref=ts

『MANBORG』の監督さんはスティーブン・コンスタンスキという人で、
上映前にフェイクtrailer(最近、この手の嘘予告編増えたよねw)と
監督がAstron6に所属する前に造ったアニメーションも観られたりと
サービス精神溢れる上映方式。
予告編も結構面白くてホントに上映されたら良いなと思ってしまう。

パンフを買うと今週末から上映が始まる
『ファーザーズ・デイ野獣のはらわた』も紹介されていて、
内容を観るとこちらも観に行かずにはいられない。。

『MANBORG』は今週の木曜日が最終との事。
たかがB級とタカをくくってはいけません。
深い映画愛にあふれた良作です。
意外と笑えるので、是非観に行って欲しい。

ご興味ありましたらサイトもチェックしてみて下さい。
詳細はこちら。

http://astron-troma.com

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