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2014年8月21日木曜日

DRAWING SHOW in Seoul

先日のクラブ紹介に引き続き今度はshow caseをご紹介。
ソウルの弘大にあるエンターテイメント施設にて
Drawing Showを観てきました。




会場への階段には出演者がおそらく描いたであろう壁画やポスター、
CASTING等が展示。

showが始まると様々な"描く"技法を駆使して作品を造り上げる。
それが、音の展開と完全にシンクロしていて
テンションが上がる。


見せ場を造る為の演出も凝っていて、
ダンスやパントマイムを交えながらの構成や
お客さんを巻き込んで造り上げていくshowは観ていて飽きない造りだった。


こんな風に客席にも降りてきてパフォーマンスをしたり。


撮影OKなシーン(基本撮影禁止)ではこんなお茶目なポーズをしてみたり。
これは、ペインターというより芸人の域に達しているなぁ。。。
とシミジミ感じてしまいました。



中央のナポレオンは描かれた作品。
サササッと描いてしまうもんだから見とれちゃうのよね。



会場には中国の観光客が多く、終わった後は記念撮影に人が殺到。
すっかり虜になっちゃっているからこれは仕方ないなと思えてしまう。

描き方の種類が豊富なのもさることながら、
照明や、光に反応して見える絵の具の使い方、
また、それらの見せ方の上手さ等、
演出的にも優れたshowでした。
出演者の全員がダンスの心得がある感じだったね。

そして、こういうshowをバックアップする体制がしっかりしていた。
映画祭の人と話してて皆「韓国のbreak danceは世界一だよ」と
豪語するのだけど、その下地がしっかり出来ている感じがした。

日本でもスパルタニックロッカーズというダンスチームが
世界タイトルをとった事があるから
showの技術的にはそう大差はないと思うけど、
バックアップの体制がまだまだだよね。
常設で観られる場所って聞いた事ないし。。
劇団四季とか宝塚くらいか。。
日本でもshow caseが普及すると良いね。

そんな違いを感じながら、
ドローイングの技法を自分の作品でも取り入れてみたいなと
勉強になったshow caseでした。

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