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2015年6月3日水曜日

ウォシャウスキー兄弟の脚本家時代の作品を紹介!



脚本家出身の映画監督って沢山おりますが、
今日紹介する作品も、とある監督の脚本家時代の作品です。

『暗殺者』
今から20年くらいまえですかね、シルベスタ・スタローン主演、
アントニオ・バンデラス、ジュリアン・ムーア共演のサスペンスアクション。

この作品ねー、たかがアクション映画と侮るなかれ、
撮り方が凄くカッコいいんですよ。
これが所謂"スタイリッシュ"というヤツだなと思ってしまう。

個人的に好きな画造りだったので久しぶりに誰が撮影したのか調べてみた。
ヴィルモス・ジグモンドという人なんだけど、キャリア長い人なのね。
過去には『未知との遭遇』『さすらいのカウボーイ』、『スケアクロウ』
最近ではウディ・アレン作品も撮っていたりする。

スタイリッシュな画ばっかりかと思いきや、
アクションからドラマまで幅広く撮っているんですね。

そして、脚本家なんだけど、
なんとあの『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟なんですね〜。
最近は、大味になってきてしまった彼らですが、
若い頃は結構緻密な構成の作品を書いていたんですね。

伏線の回収(この言葉も一般的になってきたね)が用意周到で、
さりげなく張ってある所が心憎い。

この後、『バウンド』という映画でデビューするんだけど、
(この作品もかなり構成が凝ってて面白い作品!)
ウォシャウスキーのルーツを知る意味でも、
『暗殺者』、観ておいた方が良いんじゃないでしょうか?



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