カンヌに来ているのは映画監督やプロデューサー、配給会社の人達だけでなく、
役者さんも結構来ていました。
長編だと貰えるパスの数が増えるらしく(shortfilm cornerは2枚だけ)、
チームで来ている所もありました。
今日は、そんな役者の人達が自分を宣伝する為のブースを見つけたのでご紹介。
ディスプレイに役者さん達のポートフォリオが展示されていて、
来場者がチェック出来る様になっている。
滞在期間の表示もあるから、
これは会場に来ている人達専用のツールという感じかな。
やっぱり色んな監督と知合えるワケだから、
役者のとってもメリットは多いにあるワケか。
僕も何人か役者さんと知合う機会があって、
どうやって自分の宣伝をしているのかを聞いてみたのですが、
プロモーションの為にSpotlightというサイトを使っている人が多いみたいね。
https://www.spotlight.com
ここに自分の出演履歴を載せておく人も多いみたい。
デモリールや声も載せられるので、キャスティング側としては、
イメージを絞り込み易いんじゃないかなとおもいました。
コレ以外にも「IMDb( http://www.imdb.com )」という
作品をUPする時に使うサイトがあるんだけど、
そこにもプロフィールや経歴を載せている人が多かったね。
貰った名刺にIMDbのURLを載せている人もいました。
IMDbは、映画制作者達が作品をこのサイトでUPする時に、
キャストやスタッフのクレジットも同時にUPするので、
自分の経歴をここに載せているとLINKを貼ってくれたりして
効果も大きいかなと思います。
あとは、自分のデモリールをyoutubeにして載せている人も。
Showreel 2015 from David Wayman on Vimeo.
これは先程のspotlightで紹介したDavid君のdemo reel。
spotlightでも動画を載せられたけど、人目につくサイトにもUPしている。
この子、カンヌで知合ったんだけど、
youtubeのアカウントを造ってデモリールをUPしてました。
Nelli Tsayさん。フランスを拠点に女優活動をしているそうです。
ちなみにこの子、2015年のショートショートフィルムフェスティバルで
インターナショナル部門の主演女優賞を貰ってました。
いろいろとアンテナを張っている人はチャンスも多いという事でしょうか。
他にも
HOLD from Eric Kolelas on Vimeo.
自分が出演している短編作品を載せてる人もいました。
あと、自分で監督しちゃっている人も結構多かったね。
それがある意味一番のプロモーションなわけか。
ただ、shortなら出演している作品を見られるかもだけど、
長編になると出ているシーンだけを観るというのは見る側が大変だと思うので、
やっぱりデモリールにまとめた方が良いんじゃないかなと思います。
作品を造る側としては、
「この人は、こういう表情もあるのか」
という部分をみたいので、綺麗なだけ、カッコいいだけを
求めているワケでは無いんじゃないかなと思います。
ファッションフォトの様なカッコ良さだけじゃない、
自然な感じも必要ということでしょうかね。
そんな感じで僕が見聞きしてきたプロモーションの幾つかをご紹介しました。
気になったらチェックしてみて下さい。
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