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2017年11月20日月曜日

VJというよりAUDIOVISUAL LIVEって感じかな。

今月のVJ、三本目。
先週の火曜日は品川のインターシティホールにて開催された
Forum8 Design Festival2017の前夜祭でお仕事。

この日のVJはいつもと違って、
DJにモーションキャプチャーを付けて動きをデジタルデータ化し別のキャラクターに合成。
で、その映像をVJの映像として使用するという、
VJというよりAUDIOVISUAL LIVEな感じ。

文字にするとなんだか意味不明ですね。。笑

って事で、
準備期間も込み込みで今日はblogを書いてみようかなと。

アニメーションやゲームなどで使われてきたモーションキャプチャー。
人体の動き(ex.特殊な動きやその人特有の動きの癖など)をデータに変換し、
そのデータをCGで造られたキャラクターに合成をする為のツール。

最近は、スポーツ選手や格闘家の動きをデータ化したりと、
用途が広がってきておりますが、
それをLIVEで使えないだろうかと考えたのが事の始まり。


打ち合わせ時に色々とアイデアを出し合っていたところ、
実際に造形した被り物をデータ化してライブで使ったらどうか?となり、

DJのONIさんのみならず被り物も3Dスキャンという
これまたハイテクな機器を使って
実物を3Dデータにしてライブ映像として使う事に。
(やっぱり解りづらい文章ね。。。汗)


3Dスキャンで3DCGと化したDJのONIさん。
若干の内股が可愛い。笑


専用の機器を付けるとリアルタイムでキャラクターが動き出すわけです。
このキャラクターに


TOOWAII自作による被り物をくっつけてみたり。
これらの事をリアルタイムでコントロールする。

これまで作品としてモーションキャプチャーを使うことは
一般的な使い方でしたが、
ライブというエンターテイメントで使うケースは
未だになかったかなと思います。



当日のライブ会場では標準のVJ機材に加えて



モーションキャプチャー専用のPCやカメラを設置するなど大掛かりな準備。
動きの調節など色々と時間をかけていざライブ。



「DJの動きをデータで取り込んでリアルタイムで投影しているよ」という事を
見せる為の演出としてライブカメラを使うなど演出的要素も必要でしたが、
僕達の見せたかった事がお客さんにもうまく伝わっていたかなと思います。


ONIさんより写真を拝借。今回のライブチームです。
左からLightingアーティストの濱中さん、DJのONIさん、
ライブモーションキャプチャーチームのAdrianさんと佐藤さん。

舞台美術もLEDライトが入ったおかげでかなり華やかになって、
ベストな環境でLIVEが出来たかなと思います。

以前より映像制作と並行してAUDIOVISUAL LIVEをやりたいと思っていたので、
今回はとても良い機会でしたね。
まだまだ発展しそうなプロジェクトだと思うので、
色々とブラッシュアップさせて大きく広げていかれたらと思います。

目指すはSXSWとかArtz Electronicaじゃー。
(と大きな事を言ってみる。)

現場の模様や実際のライブ映像はまた改めてyoutubeなどにup出来ればと思っていますので、
また要チェックお願いします。

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