オーディトリウム渋谷で上映している
キューブリックのデビュー作『恐怖と欲望』を観てきました。
これまで一般的にはデビュー作は『非情の罠』とされてきたけど、
それ以前に何本かの短編と長編を一本撮っていて
その一本が『恐怖と欲望』なんだって。
生前は封印されていたので観る事が出来なかったけど、
天才の初期の作品程観たいものはないよね。
内容は何処かの国でおこなわれている戦場の話で、
自陣に戻ろうとしている4人の男達の話。
いかだで川を下ろうとしている道中、
地元の女に見つかって捕虜とするんだけど、
誤って殺してしまい、殺した兵士の精神がおかしくなっていく。
確かにセリフ回しとか変な感じもしたけど、
(というかこの年代の映画の台詞ってこんな感じだっけ?
時代によって台詞も変わるよね。)
写真家出身のキューブリックらしく構図がとても綺麗でした。
そして意外とカット割りが細かかった。
殆どのシーンを森の中で撮っているんだけど、
戦場という事を解らせる為に環境音を効果的に使っていて
色々と考えられているなと思いました。
全編60分くらいの作品だったけど、
歩くシーンが多かったのは尺延ばしの為の苦肉の策だろうか。
この手法『その男、凶暴につき』でも使われてた。
キューブリックはこの作品で
監督のみならず撮影や編集もやっていて、
初期のキューブリックの才気を感じる事が出来た。
『恐怖と欲望』、明日金曜日までらしいので、
御興味ある方是非行って観て下さい。
詳細はこちら。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/fearanddesire/
キューブリックのデビュー作『恐怖と欲望』を観てきました。
これまで一般的にはデビュー作は『非情の罠』とされてきたけど、
それ以前に何本かの短編と長編を一本撮っていて
その一本が『恐怖と欲望』なんだって。
生前は封印されていたので観る事が出来なかったけど、
天才の初期の作品程観たいものはないよね。
内容は何処かの国でおこなわれている戦場の話で、
自陣に戻ろうとしている4人の男達の話。
いかだで川を下ろうとしている道中、
地元の女に見つかって捕虜とするんだけど、
誤って殺してしまい、殺した兵士の精神がおかしくなっていく。
確かにセリフ回しとか変な感じもしたけど、
(というかこの年代の映画の台詞ってこんな感じだっけ?
時代によって台詞も変わるよね。)
写真家出身のキューブリックらしく構図がとても綺麗でした。
そして意外とカット割りが細かかった。
殆どのシーンを森の中で撮っているんだけど、
戦場という事を解らせる為に環境音を効果的に使っていて
色々と考えられているなと思いました。
全編60分くらいの作品だったけど、
歩くシーンが多かったのは尺延ばしの為の苦肉の策だろうか。
この手法『その男、凶暴につき』でも使われてた。
キューブリックはこの作品で
監督のみならず撮影や編集もやっていて、
初期のキューブリックの才気を感じる事が出来た。
『恐怖と欲望』、明日金曜日までらしいので、
御興味ある方是非行って観て下さい。
詳細はこちら。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/fearanddesire/
0 件のコメント:
コメントを投稿