ゾンビ映画というジャンルが始まった頃、
今みたいに走って襲いかかったりもせず、
臭いまで伝わりそうな腐りかけの容姿でもなかった。
数で勝負の死人達というだけの存在だったのだけど、
どの業界も変化していかないとやっていけないんですね。
時代の変化に柔軟に対応してかなきゃならないのはゾンビも一緒。
腐り、そして走り出し、最終的には喋り出すワケです。
そんな変化のキッカケをこの映画で垣間見る事が出来る。
ゾンビ、走ります。一生懸命走ります。
実はこの作品、TOOWAIIが初めて観たゾンビ映画、というか初めてみた洋画でして、
余りの恐怖に夢にまで出てくるという衝撃。
そのトラウマが今のゾンビファンTOOWAIIを造り出しているのだなと思います。
監督はダン・オバノン。
『エイリアン』や傑作SF映画『ダークスター』の脚本家。
本来なら『エイリアン』でデビューするはずだったのに、
キャリアがここからスタートって皮肉というか何というか。
『バタリアン』に至るまでにもう一本ゾンビ映画を撮ってて
そっちはちょっと外したゾンビものなんだけど、それは今後ご紹介するとして、
まずはゾンビ映画史の大きな分岐点となったこの『バタリアン』、
ご興味ありましたらチェックしてみて下さい。
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