2021年12月27日月曜日

初号試写

 久しぶりのblogです。



先日、制作していた映像作品『EROSION』の初号試写を無事に終えることが出来ました。

音源データのやり取り&作業を上映5分前までやってたので完パケではなく、

編集ソフト上からの上映というまさに"プレビュー"な試写。

まさかイベント現場で進行に合わせて映像を投影する通称”ポン出し”を作品上映で使うとは思いませんでした😅ある意味VJ的。

ギリギリまで音の調整や制作をしてくれてたMAの堀さんや音楽チームのONIさん、SLF!!さんにはホント感謝です。




会議室に機材を持ち込んで上映したので写真で見ると怪しげな自己啓発セミナーみたいな雰囲気がありますが立派な初号試写です。

試写ではカラーとモノクロの2バージョンを上映。それぞれに反応があり今後の参考にしていきたいなと思いました。


昨年末は撮影はおろか一部のキャストやクルーも決まってなかった状態で実現するんだろうかと神経をすり減らす毎日でしたが、翌年にこういう日を迎えられたのは幸せな事です。CAST&CREWを含め関わってくれた方々には感謝しかありません。


この企画を立ち上げて5年、元ネタのENSEMBLEを撮ってから8年。

映画を撮るのに海外の企画マーケットから狙うという謎の遠回りをした事がキッカケで色々と勉強になりました。

プロデューサーが見つからなかったので「そうだ、京都へ行こう」的なノリで会社を作り、

それがキッカケで行政が主催している起業塾に入塾しました。

事業の基本的な考え方や事業計画書の書き方を勉強したり、銀行や信用金庫の人たちとの接点が増えたのも法人化してからでした。


自分のやっている事が目指している方向に近づいているのかと戸惑うことがあったけど、

小規模事業者補助金の申請で学んだ経験が今回申請した補助金の書類作成で活きていたり、

コロナ禍で政府が始めた政策がキッカケでクラファン失敗後に停滞していた企画が急激に動き出したりと

人生はホント何があるか分からない。


あの時、プロデューサーが見つかって映画を作っていたら、

あの時、クラファンに失敗してなかったら、

違った作品になっていたかもしれません。

違った人生にもなっていたでしょう。


その間に活動を辞めてしまった人や離れてしまった人もいたけど、

このタイミングじゃないと出会えなかった人もいたし、その人達がいなければ作品が成り立たなかった事を考えると、

然るべき時に作品を撮る事が出来たのだなと今になって思います。


来年は劇場での公開を目指して事業を進めていく事になります。あと映画祭にも出品をしたいですね。

クルーやキャストと一緒にレッドカーペットを歩きたいなぁ。

関わってくれたみんなが喜んでくれるように来年も頑張っていきたいですね。

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