2013年7月1日月曜日

そういや初めて女子高生が出て来る映画を観た。

先日、オーディトリウム渋谷で公開していた
『かしこい狗は吠えずに笑う』という映画を観てきました。
最近、足しげく映画を観に行っているTOOWAIIです。

twitterやfacebookで度々目にするこのタイトル。
芥川賞とかでノミネートされてそうな題名が
余計に目についていたので、気になっていた作品でした。
会場に行くと開演待ちの人が沢山いて
話題になっている作品なんだなと感じました。

狗という漢字、このまま読むと"いぬ"って読むんですね。
開演の際に係員がタイトルを読み上げる時に初めて知りました。
ずっと"てんぐ"だと思っていた僕。。。

前半の友情を確かめあう展開から
途中からガラッと展開が変わってサスペンスな展開になっていくのが
面白いなと思いました。

主役二人の演技も終始自然でそれが後半の展開に
活きてきている感じもしました。

映画のモチーフに度々使われている女子高生ですが、
他の作品と違うのは、
学校という社会しか知らない彼女らが
そこから逃げるすべを知らないというコト、
それが、上手く物語に引っかかって来るのが観ていて
物語の展開を面白くさせていた。
これ、設定がOLだと
セクハラとかパワハラとかで苛められる→会社辞めりゃ良いとなるから、
物語が展開しないもんね。

金八先生とかだとこういう事で盛り上げてくるけど、
本当は、こういう事が説明なく出来るのが、
学校ものなのかなとも感じました。

普段観る事もないし、高校生とかにも関わる事がない。
なかなか縁のない学校ものなので、
新鮮な感じで観る事が出来ました。

限定のレイトショーは終了してしまいましたが、
8月にリバイバルするらしいので、
ご興味のある方WEBサイトをチェックして観て下さい。

詳細はこちら。
http://kashikoi111.web.fc2.com

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