2015年2月28日土曜日

やっぱ、生ものですから一寸先は闇な訳で、

何が起こるか解らないのが人生ってなワケで。

希望と期待に胸を膨らませていつも乗込んでいるので、
そんな事、考えたりしないんだよね。
でも、そういう時に限ってやってくるんだな、アイツがっ!

ってか、何の話?
と思われたかと思いますが、今日はそんな話。
(だから何?ってねw)



今日は、トラブルの対処について。
トラブル、怖いですね。怖いっていうか焦りますね。
VJのトラブルと言えばコレ。

"映像が映らないっ!!"

特にやり始めの方にはホント辛いんじゃないすかね。
そして、トラブルは平等主義者でどんな人にも等しく平等に訪れます。
(いや、これマヂで。)

僕にもこんな経験ありました。
イベント開始2時間前にミキサーがぶっ壊れるというウルトラC級の事態にあって、
(しかも、企業のレセプションパーティというオマケ付き(汗))
それをE難度の発想で切り抜けた事があります。
あの心境には二度となりたくないですな。

そんな事態になっても、原因さえハッキリさせれば対処は幾らでも出来るので、
まず落ち着いて深呼吸して(笑)、原因を探っていけば、
大抵のトラブルは対処出来るハズなんです。

映像が映らない原因って、大体3つくらいですかね。

1.ケーブルがおかしい
2.出力機器がおかしい
3.ミキサーがおかしい

この3つをメインに探っていけば大体何とかなると思います(多分w)
対処法を動画で語っておりますので、VJをされる方、是非一度ご覧下され。

また自分のVJの経験で起こったトラブルについて語れればと思っております。
今日はこんな感じ。

関連Blog
●ケーブル類、色々。

●セッティング時の安全対策編。その1

2015年2月27日金曜日

アレックス・コックス監督の最新作がvimeoで観られる!!(しかも無料ダウンロードのオマケ付き)

VideoBlogをUPしました。



アレックス・コックス監督の最新作、
「BILL THE GALACTIC HERO」がvimeoで無料で観られるみたいです。
期間限定なのか永久になのかダウンロードも出来ちゃうというオマケ付き。
凄い時代になったもんだなと。

アレックス・コックス、知らない人の為に補足しておきますと、
カルトな映画監督の最右翼といった感じの人で、
とにかく設定がおかしな事が多い。
盗んだ車の中に宇宙人の死体が入っていたというお話『レポマン』や
セックス・ピストルズの伝説のベーシストの伝記映画『シドアンドナンシー』
サム・ペキンパーへの偏愛が感じられる異色西部劇『ストレート トゥ ヘル』
お話が迷宮化してて解り辛い探偵物(笑)『デス アンド コンパス』
同じくマカロニウェスタンの偏愛が感じられる西部劇『サーチャーズ2.0』
(撮影はなんとsonyのデジタルビデオカメラ、Z-7J!)
日本でも私立探偵 濱マイクのTVシリーズを監督していたりする。
(この時もかなりビックリしたけどね。)

こうやってリストアップしてみるとヘンテコな映画が多いのが解る。。

最近は、大学で教鞭をとっているらしく、そこの生徒達と作品を造ったらしい。
(ファンとしては、その授業受けてみたいなぁ。。)、
出資もキックスターターを使って集めたのだとか。

今回の作品もアニメーションが入ってきたりAfter Effectsを使った合成がありながらも、
アレックス・コックスらしさがあって「おかえりなさい!」といった感じがありました(笑)

ご興味ある方は是非チェックしてみて下さい。
いつまで公開されているかも解らないので早めに観ておく事をお勧めします。
vimeoのLINKはこちら。

BILL THE GALACTIC HERO from Alex Cox on Vimeo.


アレックス・コックス作品の過去作、
ご興味ある方はチェックしてみて下さい。









2015年2月26日木曜日

ロンドンで観たSHORTFILMをRECOMMEND!!!

VideoBlogをUPしました。



Raindance Filmfestivalに行った時に観たshortfilmの紹介です。
自分にない感性で作品を撮っている人に会えるのが、
海外の映画祭に行く楽しみかもしれません。

作品を造っている方で海外でノミネートされたら、
とりあえず行ってみる事をお勧めします。
旅行とは違った交流もあるし自分のセンスを見直したり磨く事が出来ます。

今回紹介したshort film「HAPPY TEARS」、
ファッションフィルムの映画祭でもノミネートされているらしく、
色調整の仕方が凄く良いのよね。
フォトグラファー出身の映像作家で自身のバックボーンを感じさせる映画だった。

映画祭に行った時に仲良くなり映画以外の話でも盛り上がる。
そんな他愛無い会話から関係が造られていくのだなと
思うと不思議な縁だなと思わずにはいられないな。

さて、そんなこんなでshort film「HAPPY TEARS」、
vimeoのLINKも合わせて載せておきます。
解説動画と合わせてチェックしてみて下さい。

Happy Tears from Martin Monk on Vimeo.

2015年2月25日水曜日

マニアックなトコロを紹介してみる。

VideoBlogをUPしました。


ポーランドの実験映像作家、ズビグ・リプチンスキーの作品集です。
今回はかなりマニアックな所を突いてみました。
そもそも誰ですか?って話なんですが、その辺は動画をチェックしてみてね(笑)

これ、Amazonでも販売されてないDVDなんですが(笑)、
トリック撮影を駆使した不思議な作品が沢山入ってて、
変わった作品を造りたいと思っている方にはお勧めなんじゃないかなと。

MV監督やバンドで面白いビデオ造りたいなと考えている人にはおススメです。

この動画を撮影後に色々と調べてみたんですが、
タワレコやHMV以外にイメージフォーラムのwebサイトで買えるみたいです。
実験的な作品ってなるとヤッパリそっち系の括りになるのね~。


ご興味ある方おりましたら是非チェックしてみて下さい。
http://www.imageforum.co.jp/zbig/dvdsl.html

2015年2月24日火曜日

Jack WhiteのMVでVJ気分が味わえる!!

VideoBlogをUPしました。



元ホワイトストライプスのJACK WHITEさんがMVを公開してまして、
これがねー、VJ的に物凄く勉強になると思ったんですね〜。



MVが再生されている時にキーボードの「3」か「B」を押すと映像が切り替わります。

これ、まさにVJです!
勿論、他の映像に切り替える事は出来ないし、エフェクトをかける事は出来ないけど、
音に合わせて画を切り替えるという点だけを考えればmixの勉強にもなるのかなと。
仕込んである映像もJack Whiteらしいなと思える作品です。

アレコレ、語っていても始まらないね。
mixするも良し、仕込んである映像をじっくり見るも良し。
まずはMVをチェックしてみて下さい。
かなり楽しめるハズ!!

危険薬物防止の啓蒙イベントにて。

危険薬物防止の啓蒙活動を一環としたイベント、
"STOP THE DRUG"にてVJをしてきました。

久しぶりの昼間のイベント。
しかも、ホールというコトで最初はアウェーな感じもありましたが、
出演者やスタッフが和気あいあいとしてて、
雰囲気の良いイベントでした。


ステージ袖にはジャングルジムサイズの大きなスピーカーが。。
大人が乗ってセッティングしているくらいですから、
座した時(この言い回しも微妙だがw)の迫力が凄い!
音質も凄く良かった。



VJセット。
今回はダンスやライブなどがありシッカリとした進行のあるイベントというコトで、
文字出しにpowerpointを使ってみました。
実は初めての試みではあったのだけど、
これがねー、意外と使いやすかった。
最近はトランジション機能なんかもついているし、
簡単に動きもつける事が出来る!文字のデザインも豊富。
カオスパッドとセットで使えば色々と変化を付けられそうだな。

プレゼン用くらいにしか考えてなかったソフトだけど、
文字出しだけなら重宝出来るソフトかなと思いました。

そんな昼間のイベントでしたが、
今回はwebサイトをみてご連絡を頂きました。
最近、VJのみならず制作事でも、こういうオファーがちょくちょくあります。
意外と見られているんですね〜。
ありがたい事です。

TOOWA2、映像のディレクションからイベント現場でのVJまで、
幅広く承っておりますので、webサイトから気軽にご連絡下さい。
(とさりげなくアピールしてみる。)

という感じで、イベントも無事終了。
色々と勉強になっただけでなく、雰囲気も良く楽しいイベントでした。

5 frame in movie vol.128 ー pulse wave ー

ORIGINAL VJ WORK











2015年2月23日月曜日

レイヤー状に映像を重ねる発想のVJソフト



以前、プロジェクションマッピングのワークショップに参加した時に
Modul8というソフトを使ったのですが、
このソフト、VJ playでも使えます。

リリースされてからかなりの時間が経っているので、
スタンダードな感じになってきていますが、
一応、紹介したいなと。

Video Mixerの様にAB2つのソースをフェーダーを切るタイプのソフトではなく、
映像をレイヤー状に重ねていく発想のVJソフト。
これって照明さんが使うmoving light的な発想に近いモノがあるね。

なので、重ねていく映像が造り込んだものだとごちゃごちゃしてくると思いますが、
シンプルな映像であればリズミカルに変化していくと思います。
(ってコトをVideo Blogでも語っておりまするw)

マッピングでも使えるし、
プログラムが使える人は仕様を変える事が出来るので、
色々と応用がきくVJソフトです。

僕はシステムエンジニアではないのでプログラムの事は詳しくないけど、
また機会改めて応用編を紹介したいと思います。

製品、こちらでチェック出来ます。ご興味ありましたらチェックしてみて下さい。
http://www.garagecube.com/modul8/

2015年2月22日日曜日

日本語対応の映画祭出品サイト



以前、おススメ映画祭出品サイトについてお話しましたが、
あれから新しいサイトを見つけましたので紹介したいなと。

Festhome

フェストホームと読むそうです。
このサイトとても便利です。
日本語対応してます。これはデカいんじゃないすかね。
日本人には一番ストレスフルな事がクリアされているという。

ホラーやドキュメンタリー、実験映画など
カテゴリー分けもしっかりしているので自分の出したい映画祭を調べやすい。
支払いがPayPal経由だったりするのが唯一面倒なところですが、
ここ、かなりおススメです。

是非、チェックしてみて下さい。

関連Blog
海外の映画祭に出品するには

2015年2月21日土曜日

健常者と障害者のギャップを描いた作品。



渋谷のUPLINKにて公開されているドキュメンタリー映画、
『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』を観てきました。

モヤモヤする、考えさせられる、色んな感想があると思いますが、
それらは僕らの身近なところにあるのだなと思った。
障害者と健常者の関係が変わっていく構成が良いなと。

観終わった後にミゼットプロレスが廃止になった経緯を思い出した。
一部の人権擁護団体から障害者を見せ物みたいに扱うなって批判があって、
興行が出来なくなりミゼットプロレスに出場していた小人達は
職を失うというコトがあった。

彼らからすればそれは生きていく為の仕事な訳で、
自分達を可哀想だとも思っていない。
むしろ、舞台に立つ事が出来なくなる方が可哀想な訳で。
コレって、健常者が障害者=可哀想という見方しかしてなかったってコトだよね。

この映画ではその"障害者=可哀想という見方"に対してのアンチを
とてもLightな感覚で描いている。
劇中のスケボー青年がカメラを構えているのと同じくらいの感覚で。
そして、結論めいた事が提示されないのでその投げっ放し感が、
観る人の感情に触るのだなと思った。

でもさ〜、安易にまとめて御涙頂戴的な事が良いのかなと思うしなぁ。
ってか、そういう紋切り型の作品の方が実は人間を見てないからね〜。
某チャリティーTV的な感じとかね。アレ、皆ウンザリしてるじゃない?
アイドルと障害者の交流とかホントしんどいよな。。。
あれじゃ、可哀想ビジネスってだけで被災者や障害者の事を見てないよね。

そう、実は皆、そういったマイノリティの人達の事を解ってないのかもしれない。
(突き詰めて考えれば僕もそうだ。)
そういう感情を抱いた人には、この作品はお勧め出来るんじゃなかろうかと。

という訳で、『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』、
色々と考えるところがあると思いますが、
是非、劇場で観てみて下さい。
上映後にトークショーもあるので、それも合わせて観ると
より作者の意図が伝わると思います。

あ、ちなみにこの映画にTOOWAIIが1シーンだけ出ています。
そこも要チェックですっ!!

以下、詳細です。

『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』予告編



上映時間等の詳細はこちらから!!
http://www.uplink.co.jp/movie/2014/34658
http://sasaki-makoto.com/pg181.html

2015年2月20日金曜日

映像をmixする時のコツ、その2



以前、音を聴きながらmixをするお話をしましたが、
今日は映像の合わせ方について考えてみたいなと。

詳しくは動画を観て頂ければ解りますが、方法は2つ。
1つは、どちらか片方にエフェクトをかけてエフェクトがかかってない映像を
際立たせる方法。(動画の1:28くらいから紹介しています)

もう1つは、片方の映像をシンプルな構成の作品とmixをする方法。
(動画の2:24くらいから紹介しています。)

最初の方法は片方が"効果としての映像"に変わったので、
もう片方が際立って見えてきていると思います。

二つ目の方法は、mixする映像が黒バックをメインにした映像なので、
mixの時に互いの映像が邪魔してない感じになっていると思います。

Video mixerやVJソフトによってmixも変わってくるのでやり方は色々あると思いますが、
今回は、こんな感じ。

Mixについては、
また、改めて紹介してみようと思います。

関連Blog
映像のMIXテクニックについてのお話。

http://toowa2.blogspot.jp/2015/02/mix.html

2015年2月19日木曜日

WIN PCでの映像出力(アナログ編)



以前、MacでのVJのやり方を紹介した時にミラーリング解除の説明をしましたが、
一応、Windows PCでも紹介しておこうかなと。

VJソフトに関してはWIN&MAC両方対応しているソフトもあると思うので、
それぞれ使いやすいソフトを使ってもらうとして、
とりあえずFull Screenの作業までを解説してみる。

今回はWinのVJソフトを持ってないのでpower pointを使ってみましたが、
Full Screenの作業はVJソフトも同じなので安心してこの動画を観てみて下さい(笑)。

考えてみると、この作業さえすればpowerpointでもVJが出来るってコトか。
最近のパワポってトランジション機能が妙に映像的ではあるしねぇ。。
パワポVJ、どこかにいるかもしれないな(な訳ないか?)

話が少し脱線しましたが、
最近は、VGAでダイレクトに出力出来るミキサーも増えてきて、
以前よりも解像度が上がりPCでのVJ playもクオリティが上がってきているので、
この辺りを再び勉強し直したい今日この頃です。

今日はこんな感じ。

関連Blog
●PCでVJをする時はどうする?(アナログ編)
http://toowa2.blogspot.jp/2011/01/pcvj.html

2015年2月18日水曜日

元祖的なVJ appを紹介してみるの巻

今日はVJアプリの紹介。



iVJと言います。
コレ、VJアプリの元祖と言っても良いのかもね。
iOSがversion upしたからなのかiVJを久しぶりに使ったら、
サクサクと動いてくれたので紹介したいなと。

以前紹介したアプリみたいに機能に特徴はないけど、
シンプルで使いやすいです。
あと、モニターをタッチするだけでミックスが出来て、
しかも、レスポンスが早いです。
コレ、魅力かもね〜。

¥200と安価だし使い勝手も良いので
VJを始めてみたい人がどんな感じかなと踏み込んでみる人にとっては
ハードルが低くて良いのかなと思います。

詳しくは動画で語っておりますので、
ご興味ありましたらチェックしてみて下さい。
詳細はこちら。
https://itunes.apple.com/jp/app/ivj/id379000775?mt=8


関連Blog
●映像出力iPad編(アナログ)
http://toowa2.blogspot.jp/2014/12/ipad.html

●VJアプリ"Vjay"

http://toowa2.blogspot.jp/2015/01/blog-post_38.html

触るだけで映像が造れるVJアプリ。
http://toowa2.blogspot.jp/2015/01/vj.html

VIDEO SAMPLER的な印象のVJ app"LOOP VIDEO player"
http://toowa2.blogspot.jp/2015/02/video-samplervj-apploop-video-player.html

2015年2月17日火曜日

ゾンビがモチーフになっているMVの系譜にまた一つ新たな作品が参戦

VideoBlogをUPしました。



ゾンビがモチーフになっているMVの系譜にまた一つ新たな作品が参戦。
David JonesのRhythm Alive。
原曲も素敵ですがREMIX作品もキックが効いてて、とても良いです。

ゾンビ愛好家のVJとしてはおススメの一品です。
撮り方(多分エフェクトだとおもうけど)が、参考になったね。

肝心のMVは動画の最後にLINKを貼っておいたので是非チェックしてみて下さい。

5 frame in movie vol.127 ー Slit ー

SAMPLING VJ WORK











2015年2月16日月曜日

上質なアカペラを聴いてみたいと思っているなら要チェックです!

VideoBlogをUPしました。



TOOWA2作品"ENSEMBLE"に出演しているHuman Beatboxerのnami-hey!君が
沖縄でアカペラボーカルユニットを組みまして、
楽曲をリリースしたとの事。

これは、監督としては紹介しない訳にはいかないでしょう!
というコトでVideoBlogな訳です。

ユニット名は"Dugong Dugon"と書いてデュゴンデュゴンと読むそうです。
細かい説明とかTOOWA2の感想はVideoBlogを観てね♪
(じゃないと撮った意味なくなっちゃうもんねww)

ご興味ある方はitunesをチェックしてみて下さい。
https://itunes.apple.com/jp/album/a-capella-new-standards/id956052281

彼らのFacebookページはこちら。
https://www.facebook.com/pages/Dugong-Dugon-デュゴン-デュゴン/1754491838108476



ちなみに、そんなnami-hey!君が出演している映画、
ENSEMBLE episode01&02のTrailerはこちらです。
(ドサクサに紛れて、しれっと紹介するという。。(笑))



こちらも是非是非チェックして頂けると嬉しいです〜。

分業制と言ってしまえば聞こえは良いが

先日ですが渋谷で『ビッグ・アイズ』を観てきました。

今までのティム・バートン作品とは違って、
特異な世界観はあまり観られず抑えた演出といった感じがある作品でした。
ただ、今回のモチーフになっている絵画、ギョロ目の女の子の絵が画面のそこかしこにあるので、
終始観られている様な感じもあり、そこはらしいっちゃ、らしいのかなと。
こういうテイストも意外と良い。

今回は、実在した芸術家のお話で、
大きな瞳の子供を描いた絵画『BIG EYES』シリーズが
1950~1960年代に一大ブームとなり、
作者のウォルター・キーンは一躍脚光を浴びた。
しかし真の作者は彼ではなく、彼の妻マーガレットだった。

という内容。

二人で一組のアーティストというスタイルと違って、
制作してない、プロモーションをしているだけの人間が
脚光を浴びているというのは
新垣さんと佐村河内さんのコンビを思い出しましたね(笑)
(まぁ、あれもこの作品の内容とは微妙に違うんだけれど。)

でも、何でしょうね、
宣伝担当の人が考える事って子供の顔とか平和とか、
売れそうな手法を使っててやっぱりあざといのね。。
子供を描いちゃダメってワケじゃないけど、
宣伝の仕方ってあるよね〜。
(みたいな事を観ながら感じると言う。。w)

こういうケースって沢山あるだろうなぁ。
クリエイティブな世界は元よりそうじゃない分野でも。
TVドラマでもこういう様な内容を幾つも観た事がありますね。

自分が関わっている業界に近いだけに、
「なるべく正直に生きていきたいね」なんて、
観終わった後にしんみり感じたのでした(笑)
(断っておくけど僕はゴーストいないからねww)

これ、プロモーション担当の立ち位置からの映画とかも観てみたいね。
そん時はやっぱりどす黒い映画になるのだろうか(笑)

終わりがあっさりしていたのが物足りない感じもしたけど、
こういうティム・バートンもアリかなと。

ご興味ある方は是非チェックしてみて下さい。
http://bigeyes.gaga.ne.jp

2015年2月15日日曜日

試行錯誤が大事かなと。

VideoBlogをUPしました。



音楽のジャンルやイベントの内容によって流す映像も違うので、
VJをやる人には迷うテーマなんですかね。

「どういう映像を造れば良いのか?」、
TOOWA2としては流したい映像を造っていく過程で見えてきたものがあるので、
試行錯誤がベストではありますが、
この疑問の中に造り方を学びたいなんて人もいると思いますので、
おススメのサイトを紹介しておきます。

http://www.ayatoweb.com

既に知っている人も多いかと思いますが、
このサイト、motion graphicの勉強になります。

まぁ、VJ映像って実写でのスタイルもありますので、
これだけでフォロー出来る訳ではありませんが、
チェックしておいて損はないサイトかなと思います。
あとは参考書を観たりして勉強するのも大事ですね。

って、ここまで書いてみて、
わりとありきたりな事しか言えないという。。(笑)

まぁ、なんにせよ勉強という事ですな。
取りあえず造ってみて、色々と試行錯誤を重ねて見て下さい。

今日はこんな感じ。

2015年2月14日土曜日

映像のMIXテクニックについてのお話。



今日は割と実践的な内容のVideoBlogです。
テーマは「どうやって音に映像を合わせれば良いか?」という話。

音楽(特にダンスミュージックに関しては)って、小節によって構成されているので、
その展開をイメージしながら映像をmixするというのが答えかなと。
一番意識しているのは音をよく聴くことかな、ウン。

以上です!!

。。。


あ、Blog終わっちゃった。。。


ただ、それが凄く難しいんですよ。
オンビートに合わせて単純にフェーダーを操作したり、
適当にmixするのは誰だって出来るんですね。
こればっかりは、沢山音を聴くしか理解出来ないんですよね〜。

そのmixを音の展開を予測して切り替えていくと言うのが
上手なVJ、音に合っている様に見せられるVJなんじゃないかなと思いますね〜。

そこまで到達するにはまず、音をよく聴いて観る事をお勧めします。
で、キックやメロディが入ってくるタイミングをチェックしてみて下さい。
必ず2,4,8,16小節ごとに展開がありますから。

それが解れば、映像のmixや切り替えもドンピシャで出来ると思います。
色んな音楽を沢山聴くしか上達方法はないので、
楽しんで訓練してみて下さい。

今回の話、また機会を改めて詳しく解説したいなと思います。


今日はこんな感じ。

関連Blog
音を解り易く分解してみるとこんな感じかなと。
http://toowa2.blogspot.jp/2015/03/blog-post_28.html

2015年2月13日金曜日

shortfilm ENSEMBLE castのweb shopがリニューアルと言うコトで、

VideoBlogをUPしました。



昨年、エレクトロユニット"その名はスペィド"のVJをやった事があったのですが、
web shopをリニューアルしたと言うコトでご紹介。

色々と品揃えが充実してきているようで是非是非チェックしてみて下さい。
http://shop.ladyspade.com
僕はCDをお勧めしたいなと。



teaserもUPされてます。こうして聴いてみると軸がありながら幅広いな〜。
僕は"逆さまなワルツ"がお気に入り。
「ねぇ!」ってトコロの間に笑ってしまいます。

スペィドさんとはvocalのアリスちゃんにTOOWA2の作品に出てもらったりと
色々と交流のあるアーティストなので、活動が広がっていくと嬉しい限りですな。
そして、TOOWA2の作品もしれっと紹介していくという、ね。。(笑)

そんなこんなで(どんなだよw)、
"その名はスペィド"さんのCD&WEB SHOPの紹介でした。
ご興味ありましたらチェックしてみて下さい。

http://shop.ladyspade.com

3Dというか眼がロンパリン。

久しぶりに銀座で映画を観てきました。
しかも、久しぶりのゴダール。そして3D。

映画『さらば、愛の言葉よ』、いやー、凄かったですね。
批評家が好きな映画ってイメージが一番強い監督の作品なので、
観た人それぞれに色んな感想あると思いますが、
はっきり言って僕は笑えました。

『勝手にしやがれ』の時もそうだったんじゃないかと思うんだけど、
ゴダールって、映画とか3Dというものの仕組みとか構造をよく調べ、
「だったらこういうアプローチもあるんじゃなかろうか?」ってトライをする人だなと。

3D映画って映像を立体的に見せる為に右目と左目の視覚情報をずらして、
それを立体的になるように投影する。
当然、撮影の際も二眼レフを横にした様なレンズを使うんだけど、
ここでゴダールは「そんならカメラを同じ位置から二台並べて同時に撮って後で合成すれば立体になるんじゃないだろうか?」って考える訳です。

なるほどね〜、焦点距離さえ合っていれば左右の視点がズレる訳か。
はぁ〜、考えましたねー、世界の映画作家もココまで仕組みに詳しくないだろうから、
流石にそれは出来なかっただろうな〜。
ってワケで、2台同時に撮った映像を合成するとあら不思議!

3Dに!!


なってねーしw

そりゃそうだ、視点をズラすと言っても位置が変わったら構図も変わっちゃうからね〜。
しばらく自分の目がロンパリンになったのかと錯覚する状態が続きます。
そしてゴダールお得意の引用の嵐。

ただね、流石ゴダール、ここからが凄いんですよ。
これ、3D失敗してるよなぁと思って見てると、
右目用のカメラ(こういう言い方しか出来ないので便宜上申し訳なし。。)が
被写体が歩いてフレームアウトしようとすると右にパンするんですよ。
ロンパリンになった目がさらに混乱すると言う。。
ところが、再び元の位置に戻ってくると左右両方のカメラの焦点や構図が
ピッタリとあって3Dっぽく見えてくるんですね〜。

ウォーホルの『チェルシーガール』でも映像をレイヤーの要に重ねて投影し、
同時に作品を見せる手法を使っていたけど、それの進化系だよコレ。

他にも不必要に浮き出て見えてたり、
映画や文学の引用を観る度に「この人の感覚ってHIP HOP的だよな〜」と感心してしまったり、
笑いながらもその実験性に凄いなと思わされたのでした。

ヌーヴェルバーグの監督達の晩年が一般的な娯楽としての映画を
造っていたのにゴダールだけが今もなお実験的で、
フットワークの軽さを感じさせました。
(今回だってクルー少ないしね〜。)

69分と短い作品でしたが(まぁ、これ以上観るのはシンドイと思うけどね。。)、
新しい発見がある事は間違い無し!
そして、『ゼログラビティ』とは違った意味で"3Dじゃないと意味がない映画"じゃないかと。

ご興味ある方是非チェックしてみて下さい。
http://godard3d.com


あ、内容を話し忘れちゃったけど、
この映画、初老の男と若い女性と犬の話しね。

2015年2月12日木曜日

プロジェクションマッピングのテスト



先日、参加したプロジェクションマッピングのワークショップでの作品をUPしました。
TOOWA2作品ENSEMBLE episode01&02のトレイラーを切り貼りして
テスト用の物体に投影してみた。
これで、前々からトライしようと思っていたマッピングの系譜に参戦をした訳です。

今回は、module8とmadmapperというソフトを使っての投影。
ソフトの使い方も理解する。Module8、意外と使いやすい。
これまで、あまりVJソフトを使ってこなかったので、
VJソフトの勉強が意外と新鮮です(笑)

マッピング、投影する映像とスクリーンとなる物体の2つが肝なのね。
原理は何となく理解していたが、実際にやってみて実感出来る事も多かったので、
実りの多いワークショップでした。
今回は出来なかったが、
いくつか良いアイデアが浮かんだので機会を改めてトライします。

マッピング、まだまだ面白い事が出来そうな予感。
今後は映画製作や一般業務にも取り入れてみたいな。