2016年7月28日木曜日

これがリアルな風景だと思うと空恐ろしい気分になりますな。

UPLINKで上映していた『ひそひそ星』を観てきた。
公式上映では間に合わず未見だったので、
リバイバルってこういう時、重宝しますな。

これまでの近年の園子温作品と違って、
モノクロームでセリフが少なく(しかもタイトルにもあるようにヒソヒソ話す)、
テンポもゆっくりだったので、
『桂子ですけど』や『部屋ーTHE ROOMー』を撮っていた時の雰囲気があって
懐かしい感じがした。



キービジュアルになっている影絵のシーンだけで、
トリッキーな作品が大好きなVJさんとしては要チェックな映画なわけで。

アンドロイドが宇宙船で郵便物を届けにいくだけのサブカルテイストの話なんだけど、
その舞台に福島県浪江町の風景が使われているので、
“作り物ではない現実の風景”が使われていると思うと
なんだか空恐ろしい感じもあって単なるサブカルテイストで割り切れない感じがあったな。

リバイバルは終わっちゃったのでDVD待ちだけど、
ご興味ある方は要チェックです。


詳細はこちら。
http://hisohisoboshi.jp/

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