2016年9月23日金曜日

告知ギリギリですが、来週からイギリスにて。

告知ギリギリですが、
6月頃に撮影監督として参加したshortfilmが
LONDONのRaindance Film Festivalで上映されます。

僕にとっては馴染み深い映画祭です。
監督はRaindanceでイベントプロデュースをしているRoryさん。
昨年からちょくちょく東京に来てて作品を撮りたいと言っていたのもあり、
何かお手伝い出来ればと関わったのですが映画祭にもひっかかって嬉しい限り。


カタログにも載っている〜。
スケジュールの都合等で参加出来なかった皆の為に沢山持って帰ってきます!

http://calendar.raindancefestival.org/films/party-girls

映画祭のオフィシャルページにも紹介されてる〜。
今回は日本映画「SETO AND UTSUMI」の前に上映されるみたいです。

前回参加しているので、馴染みの人も多いので久しぶりの再会が楽しみです。
というわけで、今週土曜日からロンドンに行ってきま〜す。

2016年9月21日水曜日

ロンドン帰国から直行のVJingのお知らせです!

VJのお知らせです。

渋谷のLounge NEOにておこなわれるイベントにてVJをします。

先日のWOMBでのイベントでご一緒したKERWINさんやKayaさん、
To Gothicsに出演させてもらった時に共演した方々がDJをやると言うコトで、
かなり楽しみですな。

丁度この日はロンドンから帰ってきて(この件は後日のBlogでお話するね~♪)、
そのまま成田から現場直行なので、
飲まずとも既に酔っぱらいな感じですが(笑)、

久しぶりの深夜VJというコトで張り切っていきたいなと思っております。
皆で乾杯しましょう。

以下、詳細です。

Kissing!!』 at 渋谷 Lounge NEO

日程
930日(金)

時間
OPENSTART 23:00 CLOSE 0500

チケット
VIP(数量限定)(イープラス)¥5,000
VIP特典】
★先行入場(整理番号順)
VIP専用スペース出入り自由
★当日出演者によるサプライズ有り!

・一般(イープラス)¥3,000

Door(当日) ¥3,500

入場順
1:イープラスチケット整理番号順
※VIPチケット/一般チケット並列にお並びいただき、VIPの方から先にご案内いたします。
会場規約にて22時より前の整列は禁止となっておりますのでご注意ください。
2:当日(来場順)
ご質問はLounge NEO TEL:03-5458-2551 までお願いいたします。

【ご注意】
入場時別途Dr代金をお支払い頂きます。
※20歳未満の方はご入場出来ません。
ご入場の際にはID(写真付きの身分証明証)提示をお願いしております。IDをお持ちで無い方は入場出来ませんのでご注意ください。
ご質問はLounge NEO TEL:03-5458-2551 までお願いいたします。

DJ
DJ-ADAPTER
MAX
KERWIN/METROPOLIS
Russlan Perretta
…and more!

LIVE SHOW
Kaya
…and more!

VJ
TOOWA2

会場情報
Lounge NEO
154-0043 東京都渋谷区道玄坂2-21-7
tel:03-5458-2551
アクセス:渋谷駅ハチ公口から道玄坂を上がり、「道玄坂五差路」交差点を右(セブンイレブンのある方)。坂を下りていくと、左にclub asia、右にVUENOSが見えてきます(club asiaの前のビルです)。

お問い合わせ
Lounge NEO TEL:03-5458-2551



【一般】Kissing!!

実験的な試みっていつ観ても楽しめるね。

久しぶりの深夜Blog。
ちょっと前の事ですが『イレブンミニッツ』を観てきました。

たった11分の出来事を様々な視点から繰り返し&断片的に描く。
タランティーノの『パルプフィクション』の様な
並行的に語られる手法をさらに分断(というより分解?)して、
最後、結びついていく構成は、数学的な感じすらあって、
普段構成に興味がいかないVJのアタクシでも嫌が応に興味津々でした。

何年か前に『ランローララン』って映画で
テクノのリズムにあわせて同じシーンを繰り返し見せる手法が話題になったけど、
こっちはリズムはジャズでロックな感じ。

通常の画以外に監視カメラやアクションカム、WEBカメラ。
画の質感も様々なのに違和感なくインサートされていて、
色調整の部分でも凄く参考になったな。

一方、人物描写は意外とザックリしてて、
物語の中心的な人物以外はサラッと語られるのみ。
登場人物もかなりのもんだったからバランス的にもそれで良かったのかもしれないね。

今回、初イェジー・スコリモフスキ作品ということで、
良い機会だったので過去作品も借りてみたのだけど、
実験的な手法で撮られた作品が多く、
早速T2のお気に入り監督にリストアップされました♪

『イレブンミニッツ』、まだまだ公開中らしいので、
尖った映画が好きな方は劇場に足を運ばれても良いんじゃないでしょうか?


詳細はこちら。

2016年9月7日水曜日

ゴジラだろうとエヴァだろうと

『シン・ゴジラ』を見てきました。
トリッキーな画面構成、カメラワーク、ゴジラのミニチュア感。
レトロな感じを残しつつトリッキーさ、新しさを感じさせる雰囲気はまさにシン・ゴジラ。
冒頭のテロップから東宝特撮へのオマージュが感じられたね。

セリフも人物も多過ぎて関係性を追っかけるだけでひと苦労だったけど、
怪獣マーチやエヴァのサントラ、そして「ヤシオリ作戦」。
ファンがにやりとしそうなモチーフは劇場でも笑いが起きてた。

ゴジラだろうとエヴァだろうと庵野秀明は庵野秀明なんですね。
らしさ全開で最高。

と、お気に入りのシーンが多々ある一方で
決戦シーンでの無人電車攻撃のCG感が個人的には辛かったな。
ゴジラに突撃する時の電車が絡み付くミミズみたいに見えたのは僕だけ?

登場人物に頑張れ~とエールを送る前に、
ここだけは「日本のCG頑張れ~」と心の中で叫ぶ。。。

3.11の日本政府の対応を皮肉っている感じは言わずもがなだけど、
今の日本の状況にも言えるような感じもしたね。

石原さとみの英語は誰が見ても謎なノリだけど
あれは石原さとみがどうのこうのの前に「海外にいる優秀な日本人」みたいのを
皮肉っているんじゃないすかね。

ってな深読みをしてみたりして(笑)

特撮、演技、カメラワークと色々語りたくなる作品である事は間違いない!

ってことで、
ご興味ある方、この機会に是非劇場でチェックしてみて下さい。

詳細はこちら。

2016年9月2日金曜日

足すだけじゃなく引くって発想も大事なのね。

ユーロスペースで『ケンとカズ』を観てきました。
周りでチラホラ噂を聞いていたのと知り合いが出ているという
軽い動機で観に行ったのだけど、凄く面白い作品でした。

町工場、アウトロー、元締めの先輩。
考えてみるとモチーフはありがちな要素なのに、
見せ方がとても新しく、特に音の使い方が上手だなと思いましたね〜。
出し引きが上手というか。
そういや「レオン」の冒頭の暗殺シーンでも同じ手法が使われてたっけね。

足すだけじゃなく引くって発想も大事なのね。

出演している役者さんの台詞回しが凄く自然だったのもビツクリ。
地元の先輩のヤクザ役の人とか、すんごく自然なのね。

カメラワークでのお気に入りは、
ケンが後ろから教われるシーンで
ピントが倒れているケンに合ってて、観客も犯人が解らないって下り。
観ているコッチも一緒に「誰?誰?」ってなるよね〜。
被写界深度の浅い画をこう使ったかと勉強になってしまいました。

韓国で『息もできない』が生まれたなら、日本は『ケンとカズ』じゃないかなと
思えるくらい骨太な作品でした。

ロングランが決定したらしいので、
ご興味ある方は是非チェックしてみて下さい。
http://www.ken-kazu.com/