2012年8月31日金曜日

なりふり構わず。

八月も終わり。
これから少しずつ涼しくなっていくと思うのだが。
今年の夏もあっという間に過ぎてしまった感じがするね。

今日は、下北沢の楽園という小屋にて
坂上忍さん主催の公演の撮影に行ってきました。
『ダメ出し』、笑えてなおかつ共感出来る
良い内容でした。
つばを飛ばし怒鳴り散らし、なりふり構わず演技をする。
必死だから伝わる事がある。

なんでもそうだけど、
カッコ付けてないで必死になって取り組まないとダメね。
恥をかくのを恐れてまたカッコ付けるという負のスパイラルに
よくなりますから進んで恥をかきにいかないとダメね。

来週ももう一本別の公演の撮影があります。
どちらも坂上忍さん作・演出。
すげーエネルギーだなぁ。

必死に取り組む姿を見て、
僕も映像制作やVJにもっと必死になろうと、
良い刺激を貰いました。

2012年8月26日日曜日

T2 Movie selection vol.221

こわれゆく女


監督:ジョン・カサヴェテス
製作:サム・ショウ
脚本:ジョン・カサヴェテス
撮影:マイク・フェリス, デヴィッド・ノウェル
音楽:ボー・ハーウッド
出演:ジーナ・ローランズ, ピーター・フォーク, マシュー・カッセル, マシュー・ラボルトー, クリスティーナ・グリサンティ, ニック・カサヴェテス


現在、レトルスペクティブ期間中(2012.08.26現在)だけど紹介。
シンプルな構成だけど、妻の精神が壊れていく様子がとてもスリリング。


2012年8月23日木曜日

こわれゆく女

ふとした拍子で時間が空く。
その時間を有効利用するということだけは
今年は実行出来ているみたい。

吉祥寺のバウスシアターで上映中の
「こわれゆく女」を観てきた。
ニューヨークインディペンデントの父といわれる
ジョン・カサベテスの回顧上映期間ということで、
「こわれゆく女」意外にもデビュー作「アメリカの影」や
「オープニングナイト」、「フェイシズ」など、
いろんな作品がリストアップされていた。

「こわれゆく女」
原題は「A WOMAN UNDER THE INFLUENCE」だけど、
邦題も結構好きなネーミングセンス。

土木工事に従事しているニックとその妻メイベル。
子供を預け二人で過ごす日に夫の仕事が徹夜になり、
その日を境に少しずつ精神がおかしくなっていくという話。
劇中の音楽も少ないし、
過剰な演出もなく淡々と進んでいくのだけど、
愛情の深さ伝わる夫とテンションの高い妻のやりとりや、
妻をとりまく周りとの描き方が緊張感があって面白かったです。

旦那さんのニック役は、「刑事コロンボ」のピーター・フォーク。
無骨な感じがヤキモキさせるというか。
「そこで、怒鳴っちゃう?」みたいな事を思いながら観てると
作品の世界に入り込んじゃうわけで。
まぁ、そういう設定にあえてしていると思うんだけど。

奥さんのメイベル役にはジーナ・ローランズ。
僕には「グロリア」のイメージが強かったけど、
それとは真逆のテンションが高く危なっかしい役柄。
Coccoが主演してた「KOTOKO」に似てなくもないんだけど、
こっちの方が少しラフな感じ。
「そこまでやっちゃう?」みたいな事を思いながら観てると
作品の世界に入り込んじゃう訳で。
まぁ、そういう設定にあえてしていると思うんだけど。

二人の演技が心に迫っていたのと
ピントも時々ズレるんだけどそんなのお構いなしに
被写体を追いまくるカメラワークで、
すごくリアルに造られていました。

サスペンスでもないのに、全編、緊張感があった。

今月末まで上映しているとのこと。
劇場で観る機会などあまりないと思うので、
是非、チェックしてみて下さい。
http://www.baustheater.com

真夜中のブログ。

相変わらず昼間は暑いけど、夜が涼しくなってきた。
ようやく。

久しぶりに真夜中にブログを書いている。
夜書く文章は朝見ると恥ずかしい事が多いので、
なるべく書かないようにしているのだけど、
頭も冴えているし、外も涼しいので、
まぁ、問題ないでしょう。





先日、埼玉県秩父郡皆野町という所でおこなわれていた
秩父音頭という盆踊りを撮影してきた。
来年度に向けて宣伝用の映像を造るべく
お祭りの模様を記録として残しておきたいという事で、
夕方くらいから街のあちこちでおこなわれていた踊りを撮影してきた。
気が早いようで今年もあと4ヶ月ちょっと。
来年への準備も少しずつ考えないとなぁ。
と、影響されてみたりして。

2枚目の写真、子供が踊っているけど、
この秩父音頭、埼玉県秩父市に住んでいる人は全員踊れるんだって。
その土地ならではの文化を観ると旅行に来たなぁとしみじみしてしまうね。
(今回は仕事だったんだけど。。)



市役所の前に大きな櫓を建てて周りを踊る様子は
どこも一緒だけど、こういうお祭りに来たのも久しぶりだったので、
撮影してて楽しかったです。





櫓にも上がられてもらったりして。人生初櫓。
この時は、かなり気分上がったね。

最後は花火も上がったりして、ようやく夏満喫できた気がした。
久しぶりの田舎での仕事だったし、良いリフレッシュになったかな。




ビデオカメラで撮影中に同時にIphoneで撮った花火動画。
夏をまだ満喫されてない方はこれを観て、
行ったつもりで秩父音頭のラストを満喫してみて下さい。

これから少しずつ秋が深くなっていくね。

2012年8月20日月曜日

新しいプロジェクションマッピング。

何となくほったらかしてたらご無沙汰になってしまいました。。
来月に向けて色々と動き出しているのだけど、
まだ、詳細を明かせないので、
ここ最近の事などを少し。

ちょっと気になる映像を見つけました。



最近、流行のプロジェクションマッピングだけど、
カメラの動きに合わせて投影しているCGも動く、
高度な技術を駆使したCMを見つけました。





version違いが二つ。
高い技術力とLIVE感の溢れる映像。
ダンサーの動きに合わせて発生する水のCGも素敵。

プロジェクションマッピング、
僕のまわりでも試みている人達がいますが、
非常にコンセプチュアルで見応えのある作品だなと、
いつも感心してしまいます。

僕も、自分の映像作品に取り入れたいなと思いつつ、
ストーリーを考え中。

2012年8月19日日曜日

T2 Movie selection vol.220


drops garden

監督:古賀学
出演:音尾真里亜

水中で撮影された映像作品。
浮遊感が気持ちいい。



2012年8月6日月曜日

clubでランチュウの稚魚を観るの巻

昨日は、CSH4@WOMBにてVJでした。
ご来場頂いた方々ありがとうございました。
スタッフ、共演者の皆さんお疲れさまでした。

久しぶりの昼間のPARTY&WOMB、
出かけるところから夜のPARTYと勝手が違うね。
暑いのなんのって。。
日曜日の渋谷にも久しぶりに来ました。
WOMBに着いた時点で一仕事した満足感で一杯だった(笑)



セッティング終了後に焼き肉とビールで鋭気を養い@牛角、
いざ、WOMBへ。
(昼間のビール&焼き肉も久しぶり。)


今回のPARTYは初めての参加だったんだけど、
見所が沢山あって面白かったな。
フロアーが3つもあって色んな音楽が楽しめただけでなく、
それ以外の出し物も面白かった。



ウォン・カーウァイ風(?)の水槽写真。

エントランス側には金魚売ってたり(なぜ金魚??)、
FOODブースやアロマセラピーなんかもあったり、
見所満載なPARTYだった。
踊り疲れて一息ついた時に楽しめる出し物があると居心地も良いよね。
CSH4はアフターケアの様な部分も行き届いてて勉強になりました。
自分がオーガナイズする時の参考にしようかな。

ちなみに、
水槽の写真、金魚の稚魚だけど大きくなるとらんちゅうになるんだって。
これって、持って来るのも大変だけど、持って帰るのも大変だよね。。。


メインフロアーではGOGO DANCERの女の子が
会場を盛り上げててPARTY PEOPLEが狂喜乱舞。


音楽も久しぶりのTECH HOUSEで、
流す映像もいつもとは違う作品が多かったかな。
まぁ、こういう事も楽しめるようになってきて、
最近、VJが一段と楽しい。

最後はCSH4のMAIN VJのURBAN SOUL RELAXことY-parkさんと
VJ back to backをやって無事終了。
BtoB、初めてだったけど感覚が近い人とやると、
自分の手が離せない時に僕が考えている事をやってくれたりして、
VJ playのクオリティが上がるね。

その他の写真はここからチェック出来るので、
気軽にご覧くださいまし。

ってな感じで、
久しぶりの昼間のPARTYでした。

2012年8月3日金曜日

そっちがそう来るなら、こっちはこれで返す。

今度の日曜日に出演するPARTYのMIX CDを聴いている。


http://www.mixcloud.com/2E2LRecordings/csh4-mix-showcase-002-mixed-by-inagee/


このmash up具合がなかなか良くって。
以前、CSH4に行った時はTech house一辺倒な感じだった気がしたんだけど、
こんなひねりの効いた選曲を聴くとVJが楽しみになってしまう。


普段は、全く予備知識のないまま、
現場にたった時にかかっている音楽とフロアーの雰囲気を感じて、
直感でその時にBESTな映像をあわせようと心がけているのだけど、
今回は、ご丁寧にもサンプル音源を送ってきて頂いた。


これは、「勉強しとけよ」みたいな事なんでしょうか(笑)
ここは「えぇぃ!オイラはやりたいようにやるんでぃ!」とか言わずに、
こんな選曲を聴きながら、どんな映像で合わせてみようかと
想いを馳せてみる。


すると意外とイメージが浮かぶモノで、
結構、良い勉強になったりする。





最初はこんな感じから、リズムキープしておいて。





これと




これをMIXして、






中盤はこんな感じで高級感を漂わせつつ、





後半はこんな感じかな。


とかなんとか言っておきながら、
当日ステージに立つと全然違う事やってたりするんだけどね。
まぁ、それも現場の空気を感じて合う映像を流すので、
その方がよりLIVE感があるんだけどね。


という感じで、
PARTY前のVJ予備知識を披露してみたのでした。


8月5日の日曜日はCSH4@WOMBに
是非お立ち寄りください〜。


詳細は、こちらから。
http://toowa2.blogspot.jp/2012/07/8vj.html

TITOのギターが噎び泣く

昨日は、BLUE NOTE TokyoにてTITO JACKSONのLIVEに行ってきました。
TITOって元JACKSON5のTITOですよ!
Michaelのお兄さんですよ!
Jackson5やTHE JACKSONSの時の
カッコいいギタープレイが観れるのかと思うと、
いやー、感激っつうか、感動っつうか。
久しぶりのBLUE NOTEにもワクワクでした。


入り口にはLIVEのポスターが!
これ、ライブ終了後で良いんで貰えませんかね(笑)


入り口はJAZZの巨匠達の写真が。
今回のキャスティング間違ってないっす、BLUE NOTEさん。


チラシとDM。
今回はJackson5時代の曲とお気に入りのブルースのナンバーを何曲か
披露して頂きTITOのギターを純粋に楽しむ事が出来ました。
写真から既に音楽一筋に生き抜いてきた渋さが滲み出てますな。

I want you backとか


ABCとか


Shake your bodyとか


Dancing Machineとか
(この時のグルーヴ感が最高だった!)


これらの曲が生で聴けるってめったにない機会。
ノリが良くて思わず踊ってしまいましたよ。


ライブ終了後の美女二人。
モデル&歌手のSAYUKIちゃんとVJ&モデルのテレジアさん。
今回はSAYUKIちゃんからのお誘い。
やっぱね、持つべきモノは友ですよ。
本当に感謝です。


ライブ終了後は表参道のイタリアンで、
皆でワイワイ楽しく飲んで食べて
TITOの余韻を語り合いましたとさ。

TITOのLIVEは4日までやっているそうです。
皆さん、この機会に行っておいた方が良いですよ。
滅多に聴けませんから。

BLUE NOTE Tokyoの詳細はこちらから。
http://www.bluenote.co.jp