2013年5月28日火曜日

WWWにて。


円山町のDJBAR花魁の3周年記念PARTYに行ってきました。
今回は盛大にWWWで開催されていて、
人も結構な入りだった。




写真は花魁のプロデューサー、Venus Kawamura Yukiさん。
一番最初にDJをしていました。
DJブースもデコレーションがキラキラしてて良いね。

音楽だけでなく映画やファッションがひしめきあい混在しながら同居している
といった感じの円山町で瀟洒な佇まいを持って存在しているBAR、花魁。
外壁も内壁も赤で統一されていて、
そこだけがある種異質な空気を発している。
ここ数年、お気に入りの場所です。

海外のDJが来た時に立ち寄る事も多いので、
フラッと寄ったら凄い人がいたってこともある。
音楽だけでなく映画やファッションにも詳しいVenusさんだからなし得る
空間なのかなと思います。
こういった場所が5年、10年と続いて欲しいね。

5 frame in movie vol.62 ーB-BOY&B-GIRLー

ORIGINAL VJ WORK










2013年5月26日日曜日

T2 Movie selection vol.246

ドライヴ


監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
製作:マーク・プラット, アダム・シーゲル, ジジ・プリッツカー, ミシェル・リトヴァク, ジョン・パレルモ
製作総指揮:デヴィッド・ランカスター, ゲイリー・マイケル・ウォルターズ, ビル・リシャック, リンダ・マクドナフ, ジェフリー・ストット, ピーター・シュレッセル
原作:ジェイムズ・サリス
脚本:ホセイン・アミニ
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
プロダクションデザイン:ベス・マイクル
衣装デザイン:エリン・ベナッチ
編集:マット・ニューマン
音楽:クリフ・マルティネス
出演:ライアン・ゴズリング, キャリー・マリガン, ブライアン・クランストン, クリスティナ・ヘンドリックス, ロン・パールマン, オスカー・アイザック, アルバート・ブルックス

よく動くカメラワーク、迫力のカーチェイスが見所の
映像で語る逃し屋の話。

アクションシーンの撮り方が上手い。



2013年5月22日水曜日

荒ぶる本能に触れるコトは常に危険と隣り合わせ。

先週の土曜日と日曜日は三社祭の撮影でした。
毎年恒例になってきたこの仕事。
日本三大祭りと呼ばれるだけあって今年も沢山の来場者と
神輿を担ぐ担ぎ屋の勇姿をしかとビデオに収めてきました。

過激だった三社祭も年々穏やかになってきたけど、
(それでも多少のイザコザはある。そこは許容範囲内)
神輿を神社の外に出す時の「宮出し」と
神社におさめる時の「宮入り」は、いつも緊張が走るし、
人が渦になって迫ってくる時は
暴力的ではないけどその勢いに恐怖を感じます。
おまけに広場は怒号が飛び交うもんだから、恐怖半分、
興奮半分って感じで、
こっちも神輿の真ん中に突っ込んで行ってしまう。
その瞬間が、えも言われぬ刺激があるのね。

そこには人間が本来持っている原始的な本能が見え隠れする。

そんな貴重な体験が毎年やってくるのは、
もしかしたらラッキーな事なのかもしれない。
だって、皆そんなデンジャラスな現場体験出来ないしね。


まぁ、ハードな現場だから靴もこんな感じになってしまうんだけどね。
写真は一緒に撮影を担当したkazbongoさんの靴でございます。
僕の靴もあり得ない場所が破けていた。

流石、日本三大祭りだぜ。

2013年5月18日土曜日

大御所DJさんの解説ありのmix


先日はDJスクールIDPSにて講義の模様をUSTREAM配信してきました。
特別講義という事で講師にテクノDJ界の大御所Qheyさんを招いて2時間。
今回はただDJ playをするだけではなく、
どのような事をしているのかを実況ながらDJをするという
視聴者にとっては喜ばしい配信だったと思います。
なかなかDJさんが解説しながらmixするってないし、
しかも、それが日本屈指のテクノDJって凄いことだよね。

レクチャー中の一枚。
最初はIDPSに常設のmixerでDJをやってから、
Q'heyさんが持ってきたDJM-800を使ってのmix。
確かにどのようにグレードアップしたのかが
凄くよく解りました。

mix終了後はDJ TSUYOSHIさんとのトークあり、
IDPSの生徒のmix等もあり、
内容も充実した2時間でした。



Video streaming by Ustream


今回の模様はココからチェック出来るので、
DJを勉強している方、是非チェックして観て下さい。

2013年5月15日水曜日

「かわいそう」の眼鏡を外してみると。


UPLINKで上映されていた佐々木誠監督の新作『INNERVISION』を観てきました。
「視覚障害者がアクション映画を撮る」という内容が軸になりながら、
視覚障害者の視点"そもそも2次元って何?"みたいなコトも含めて展開するドキュメンタリー作品。
眼の見えない加藤秀幸さんが第一線で活躍するクリエーターに
助言を乞いアクション映画を制作する過程を追っている。

TOOWAIIの映画イベントに出演してもらった時にも
身体障害者と健常者を大胆に対比させ
どっちがマイノリティなのかを観ている人達に提示してみせた
『マイノリティとセックスにおける2、3の事例』も面白かったので
今回も何か仕掛けがあるのだろうと思いながら観てしまった。

予想した以上に良い意味で期待を裏切ると言うか
色々と考えさせられる映画だった。

佐々木監督(以下、いつも呼んでいる誠君で紹介します(笑))の作品は、
毎回、観た後は肉体的にも精神的にもグッタリする。
カメラがよく揺れるので前列で見ると目まぐるしくて
しっかり寝てないとカメラ酔いする。
(今回は揺れが少なかったけど)
以前、仕事で撮った映像作品を見たコトがあるけど、
本当はカメラはかなり上手です。
(まぁ、プロを捕まえて上手とか失礼なんだけど。。)
あえて、素人っぽい撮り方をしているのも、
作品のコンセプトに合わせているのがよく解る。

テーマも挑戦的だから、
『マイノリティ~』を母親に最初に見せた時、えらく憤慨してしまい、
理解するのに時間がかかったのを覚えている。
まぁ、それだけ心に残るモノがあるということなんだろうね。

何より障害者や9.11というセンシティブなモチーフ以上に
「ドキュメンタリーって何?」っていう定義を
いつも観客(特に映像制作者)に突きつける。
そのスタイルはまっとうなドキュメンタリーを撮っている人達からすると
作為的な試みに見えるし、「真面目にやれ」と反感を買うかもしれない。
でも、誠君のスタイルも他のドキュメンタリストと同じく、何度も取材を重ね、
被写体との関係性を深めている事に変わりはない。

そもそも隠し撮りでもない限り皆カメラの前で演技するしね。
なら、まっとうなドキュメンタリーもカメラを向けた時点で
本当のリアルではないわけで、
王道を自称しているあんたらもドキュメントしてないじゃんという考えも
解らなくもないよね。

それと、今回も見方が限りなくフラットでした。
被写体に決して同情はしてないけど、
目線が被写体と同じ方向をみていたりする。
今って報道の人達がやりがちな「偏った視点」の造り方に
撮られる側もウンザリしている人もいるんだよね。
(これ、ホント)

何かをプロモーションする類いのドキュメンタリー作品や
偏った報道をするメディアより
遥かに真摯に被写体と対峙している気がしました。

という訳で今回も色々と考えさせられる面白い作品でした。
『INNERVISION』は渋谷UPLINKで今週金曜日までなので、
御興味ある方は是非観てみて下さい。
上映後のトークショーも必見です。

詳細はこちらから~。
http://sasaki-makoto.com/film.html
http://www.uplink.co.jp/movie/2013/8295

2013年5月12日日曜日

VJが紹介したい映画 vol.245

バタリアン2(1987)
RETURN OF THE LIVING DEAD PART II

監督、脚本:ケン・ウィーダーホーン
製作:トム・フォックス, ウィリアム・S・ギルモア
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ウラジミール・ホルンツィ
出演:トム・マシューズ, ジェームズ・カレン, サリー・スマイス, マイケル・ケンワーシー, ダナ・アッシュブルック, マーシャ・ディートライン

前作よりも走らないゾンビ達。
疲れてしまったのかもしれません。。

前作よりもさらにほのぼのと観られるゾンビコメディホラー。



2013年5月10日金曜日

TOOWAIIの新しい眼

仕事で一眼レフを使う事が多くなり、
持っているレンズでは物足りなくなったので、
新しいレンズを購入しました。


カールツァイスのplanner 50mm/F1.4。
ヤフオクで1万円近く安く落札出来そうだったので、
思い切って購入。


装着した感じがガッチリしててドキドキしてしまいます。
ずっしりとした重量感もありその辺も他とはチト違う。


早速撮ってみたんだけど、このボケ味。
ドラマティックというかファンタスティックというか。
ふだん作品を撮るときボケをそこまで意識しないんだけど、
これは病み付きになりそうです。



ライトをボカシてみるとこんな感じ。
綺麗やぁ。。

これから仕事に作品撮りに重宝しそうなレンズになりそうです。
以上、TOOWAIIの新しい眼についてのブログでした。

2013年5月9日木曜日

幻のデビュー作を観に行く。

オーディトリウム渋谷で上映している
キューブリックのデビュー作『恐怖と欲望』を観てきました。
これまで一般的にはデビュー作は『非情の罠』とされてきたけど、
それ以前に何本かの短編と長編を一本撮っていて
その一本が『恐怖と欲望』なんだって。
生前は封印されていたので観る事が出来なかったけど、
天才の初期の作品程観たいものはないよね。

内容は何処かの国でおこなわれている戦場の話で、
自陣に戻ろうとしている4人の男達の話。
いかだで川を下ろうとしている道中、
地元の女に見つかって捕虜とするんだけど、
誤って殺してしまい、殺した兵士の精神がおかしくなっていく。

確かにセリフ回しとか変な感じもしたけど、
(というかこの年代の映画の台詞ってこんな感じだっけ?
時代によって台詞も変わるよね。)
写真家出身のキューブリックらしく構図がとても綺麗でした。
そして意外とカット割りが細かかった。

殆どのシーンを森の中で撮っているんだけど、
戦場という事を解らせる為に環境音を効果的に使っていて
色々と考えられているなと思いました。

全編60分くらいの作品だったけど、
歩くシーンが多かったのは尺延ばしの為の苦肉の策だろうか。
この手法『その男、凶暴につき』でも使われてた。

キューブリックはこの作品で
監督のみならず撮影や編集もやっていて、
初期のキューブリックの才気を感じる事が出来た。

『恐怖と欲望』、明日金曜日までらしいので、
御興味ある方是非行って観て下さい。

詳細はこちら。
http://www.ivc-tokyo.co.jp/fearanddesire/

2013年5月8日水曜日

実験精神あふれる作品群。

GW中に開催されていた実験映画の祭典、
イメージフォーラムフェスティバルに行ってきました。
ご好意にして頂いているヴィジュアリスト手塚眞さんが
作品を上映すると言う事でいざ新宿のパークタワーへ。

パークタワー内の三階会場にて開催していたのだけど、
天井は高いし中央に3〜400インチはあろうかという巨大スクリーンもあって、
そんな場所でマニアックな実験映画がこれでもかと観られるのだから、
始まる前から楽しみな感じ。

イメージフォーラムフェスティバルは幾つかのカテゴリーに分類されていて
僕が行った回は8mmフィルムで映像作品を造っている作家達を紹介するコーナーで、
手塚さんの作品もその回で上映されてました。
実験的な映像が沢山紹介され、ストーリーありきの映画では体験出来ない作品を
沢山観る事が出来た。
というか、「映画の構造を考える〜」とか
「フィルムそのものを造ってそこから作品造りをしてみた〜」とか
そんなトコロから作品造りを考えている人達の作品なのだから、
面白いモノが観られないワケがない(笑)
手塚さんの作品も会場に8mmの映写機を持ち込んで上映をしてました。
8mmカメラだけでなく映写機も持っているのが凄いよね。。

中でも面白かったのが、
リンゴやみかんの皮を薄く切ってそれをフィルムとして使った映像作品。
皮の表面の細胞を一コマずつ撮影して
それをアニメーション的なアプローチで動画にした作品。
皮の表面がアブストラクトなデザインなので動き出すと
サイケデリックな感じがしました。
タイトルも面白かった。その名も「透かして見れば」
音楽や作品の展開も含めて、ここまでやるかと凄く面白かったです。

真面目な話をすると音楽の使い方、セレクトが
どの作家さんも上手でした。
「透かして見れば」はオウテカとかAphex twinっぽいアブストラクトな曲だったけど、
他の作家さんもアンビエントな曲が多く、
8mmフィルムって既に生産終了だけど、
まだまだ色んな事が出来そうな感じがします。

僕も8mmカメラを持っているので、
フィルムがなくなる前に作品を造ろうかなと、
そんな風に刺激を受けた貴重な映画祭でした。

2013年5月5日日曜日

T2 Movie selection vol.244

ミフネ(1998)
MIFUNES SIDSTE SANG

MIFUNE'S LAST SONG

監督:ソーレン・クラーク=ヤコブセン
製作:ブリギッテ・ハルド, モーテン・カウフマン
脚本:ソーレン・クラーク=ヤコブセン, アナス・トマス・イェンセン
出演:アナス・ベアテルセン, イーベン・ヤイレ, イエスパー・アスホルト, ソフィエ・グロベル, エミル・タルディング, アナス・ホーベ

ドグマスタイルの映画。
タイトルとは裏腹にそんなにトシロー・ミフネのエピソードは出て来ない。
が、ほんのり幸せ感のあるドラマ。
湾曲した鏡を使っているシーンの画造りが面白い。






2013年5月1日水曜日

久しぶりに。


先日はNylonの9th partyに行ってきた。
久しぶりに雑誌のparty、fashion関係のpartyに顔を出した気がする。
でも、よく見る顔は以前と変わらずだったので、
居心地も良かった。

とはいえ、Aniversary、しかもNylonのpartyなので、
オシャレなKidsが多くて、ある種のヒリヒリとした感じがあった。
写真栄え、映像栄えしそうな子が沢山いたね。




会場がvisionという事もあって、
フロアーにも人がいっぱいだった。
アパレル系のPARTYはDJがノリノリの曲をかけてても踊らない事が多いから、
そういった事でも居心地が良かったのかもしれないね。
写真はDJ中のYummyさん

AnniversaryとかReceptionとか
最近は顔出さなくなっていたので、
出不精改善の為にも行かないとダメね。
GWも面白そうなPARTYが沢山あるので、
仕事の合間に色々と顔を出してみようかな。