2013年11月30日土曜日

王道の米ホラー映画

六本木ヒルズの映画館にて「サプライズ」という映画を観てきた。
先日、ブログで書いた「JUDGE」と同じくパンフやWEBサイトに
かぶり物が載っていて、こちらもD・リンチ的な映画?と
勘違いして観に行ってしまったのでした。
どちらも全然違う映画だったという。。。

結婚35周年の両親を祝う為、4人の兄弟とその恋人が集まって、
PARTYが始まるんだけど、兄弟の仲は悪く会えば罵り合う関係。
そんな中、長女の恋人が突然の襲撃に倒れたことから事件が始まるという
割とホラー映画の王道な内容。
突然の音響効果で驚かせる演出とか、
明らかにこいつから殺されるなと思わせる展開、
避暑地でPARTYに興じる人達が襲われるモノって、
(しっくりくる言い方がないのでちょっと長めですが。。。)
王道なら「13日の金曜日」、パロった作品なら「ファニー・ゲーム」とかあるけど、
そういった作品群を思わせる内容でした。

とまぁ、ベタな感じの作品でしたが、
キャラクターの経歴や行動の理由付けがよく描かれてて、
それによってキャラクターのパワーバランスが2転、3転して、
見応えのある作品だった。
まさにザ・ホラー映画という感じ。

役者も良かった。
特にエリン役の女の子が可愛らしいのと屈強な感じを
併せ持っていて気になる役者さんでした。
調べてみるとTVドラマに結構出演している役者さんなのだとか。
今後要チェックですな。

一方で、長女が殺される過程がちょっと解りづらかった。
それ、無理しなくてよくない?みたいな感じ。

スプラッター描写も凄惨だったので、
嫌いな人は観れないでしょうね。(当たり前か)
僕は割と笑えましたけど。

ある意味、アメリカのホラー映画の王道といえる内容でした。
王道の米ホラーが好きな方はおススメです。
気になる人は要チェック!
詳細はこちら

2013年11月27日水曜日

プロっぽさと素人っぽさ

眠い眼を擦って六本木まで『JUDGE』という映画を観に行ってきました。
朝の上映、しかも9:15という開始時間で
こんなに朝早くから一体誰が行くのか?とその時間帯に興味が沸いたのと、
websiteで観たD・リンチのshortfilmばりの動物の被り物が気になって、
これは観ておいた方が良いなと思い、
上映時間も9:30、9:55と遅めの時間帯になってきたので、
(と言っても朝だけど)
ようやく起きれる時間になり、いざ鑑賞。
作品の内容より観に来る人の方が気になっていたけど、
早朝にもかかわらず『R100』より多かったし、内容も意外と面白かった。
朝しか上映してないからって侮ってはいけないね。

お話は、キリスト教の7つの大罪になぞらえた罪を背負った7人が、
ある密室に閉じ込められてしまい、そこから脱出を試みるという話。
制限時間の中で誰を裁くのか、7人がそれぞれの罪を知った上で
当事者達がお互いをジャッジしていく。

全編監視カメラの様な撮影という実験的なスタイルと
監視カメラっぽい映像のデザインが作品に硬質な感じをもたらしていた。
カメラが色んな場所に設置されているのでカット割りが細かく、
作品のテンポはキープされたまま話が展開していて飽きさせない造りになっていた。
閉鎖された空間ものって古くは「水の中のナイフ」とか、
15年くらい前になるけど「CUBE」とか、
現実世界と隔離された設定にしやすいから
造り手の創造力を垣間見ることが出来るので好きなジャンルです。
この作品も凄く好きな感じ。

一方で役者陣の演劇的な演技が気になった。
「こんな事、実際に言うのかな?」って気分になったというか。
パンフを見ると実際に監禁状態を体験して脚本を書いたらしいので、
そこからの体験が生きていると思うのだけど、
題材が舞台的な内容なのと、ワークショップを重ねた上で撮影に挑んだらしいので、
より芝居がかった演技になってしまったのかな?と思いました。
まぁ、ここは好みの問題だと思うけど。

監視カメラという設定なので撮影にズームを多用していたのは面白いのだけど、
それが中盤からシーンを説明するかの様なズームになってきて
「この監視カメラを扱っている人、ちょっとプロっぽくない?」という感じもした。
最後まで意味を持たせない感じのズームでも良かったのでは。

自分の仕事の事なんだけど、
以前、坂上忍さんの舞台の劇中映像を手がけた時に
テンポをキープさせる様な編集をしたら、
それがプロっぽい、素人が撮影した設定なのでもっと間延びさせて欲しいと
訂正になったコトがあったんだけど、その時の状況を思い出した。

業界で仕事をしていると少なからずプロらしさというのが染み付いてしまって、
それがカメラワークにも表れてしまう。
普通ならそれが正解なのだけど、
この作品では明らかに監視カメラを扱っている人が部屋の外側にいるわけで
その人がどんな人か(プロかどうか)を感じさせてはいけないんじゃないだろうか?
なんてコトを思った。
まぁ、その辺も映像の仕事に関わっているから気がついたことで、
一般の人なら解らないことだと思うけど。

テイストも分野も全然違うけど
佐々木誠監督の「マイノリティとセックスにおける2、3の事情」を観た時に
いかにも素人らしく撮っていたのを思い出し、
改めて主観カメラって奥深いなと思いました。

役柄、"憤怒"の設定を与えられた役者さん、薬に詳しい下りがあるんだけど、
妹が同じ病気になったという下りがあったとはいえ、
一般人にしては薬に詳し過ぎじゃない?なんて感じもした。
職業を医者とか薬剤師にして同僚に出世を阻まれて陥れたみたいな罪にして
"嫉妬"の設定にした方がしっくりくるんじゃないかとも思った。

あと、個人的な好みだけど、
被り物の内部にもカメラがあったので、最後まで被ってて欲しかったな。
まぁ、フェティッシュな感じになりかねないので、
作品の邪魔になると言われればそれまでなんだけど。
読んではいないのだけど原作がある作品らしいので、
それに倣った形なのかもね。

とまぁ、観ながら僕ならこうするとか、
ここ面白いなとか色々と楽しみながら観ることが出来る作品でした。
上映時間も77分と短いし朝の上映だし、
出勤前に営業先に行く前にこの作品どうでしょう?

ご興味ある方が是非朝の映画館を体感して観て下さい。
作品もドキドキ感はありますよ。
詳細はこちら。


P.S

ところで密室ものってどうして薄暗い部屋の設定が多いんだろう?

2013年11月25日月曜日

ネタバレ無しで書くのが難しい。

大人気上映中の『魔法少女まどか☆マギカ』を2回も観てきてしまいました。
一度目はサラッと。二度目は注意深く。
とにかく、気になって仕方なかったものですから。

阿弥陀如来の様な存在になっていったTVシリーズのラストに対して、
今回は、暁美ほむらを通して"人間が出した解答"といった感じもあって、
ダークな側面もあるけど見方によっては"愛するが故の執着"と思える内容でした。

説明描写もテキパキとテンポも良かった。
指輪という小道具一つで魔法少女であるコトを証明するシーンや、
記憶を取り戻していく下りで背景にある鏡の額縁にTVシリーズの映像が写っていて
ほむらが記憶を取り戻して行ったんだなと思わせる描写など、
さらっと素早く説明していく。
その画造りも説明っぽくなくて凄く良かったです。

そして、今回も劇団イヌカレーさんのコラージュ映像が
特異な世界観を表現するのに冒頭から効果を発揮しまくる。
ポップなヤン・シュバンクマイエルといった感じで、
このコラージュ映像だけでDVDとかリリースしてくんないかなと思ってしまう。
VJやMV業界の方々は、例え内容に興味なかったとしてもこれだけは
観ておいた方が良いよ。

一つ気になったのが、
TVシリーズでは希望が絶望に変わって魔女になっていく時に
ソウルジェムが黒く濁っていく。
その絶望への過程が描かれていたんだけど、
映画では、ほむらが魔女へと変わっていく過程がそっくり抜け落ちていた様な。。
時間的な問題もあると思うけど、これ描いていた方が良かったんじゃないすかね。

まぁそんなこんなも含めて色々と想いを巡らせてしまう。
語るに足りうる作品ってのはこういう作品を言うんだね。

ってワケで色々と語りたいのだけど、
上映前のCMでネタバレに気をつけてねというお知らせもあったので、
(そのアニメCMもSHAFTが造っているというサービスっぷり。至れり尽くせりですな。)
ご興味ある方、是非観に行ってみて下さい。

詳細はこちら。
http://www.madoka-magica.com

2013年11月24日日曜日

T2 Movie selection vol.261

青春デンデケデケデケ

監督、編集:大林宣彦
脚本:石森史郎
音楽:久石譲
美術:薩谷和夫
セカンドユニット監督:小中和哉
演奏指導:エド山口
出演:林泰文, 大森嘉之, 浅野忠信, 永堀剛敏, 佐藤真一郎, 柴山智加, 滝沢涼子, 伊豆肇, 岸部一徳, ベンガル, 根岸季衣, 尾美としのり, 水島かおり, 尾藤イサオ, 入江若葉, 天宮良, 河原さぶ, 佐野史郎, 前田武彦, 南野陽子, 石田ゆり子, 高橋かおり

ライブ感のある撮り方と突拍子もないナレーション。
ファンタスティックでありながらライブ感がある。
異化作用のある二つが同居している不思議な作品。

2013年11月20日水曜日

新たに解釈された源氏物語。

恵比寿のイベントスペース"THE FACTORY"にて開催している公演、
源氏 Genji - The other side of the story -の背景映像を手がけました。

世界を飛び回っているPOLE DANCER、
Lu Nagataさんが作、演出と言うことで
エアリアルティシュや日本舞踊、アクロバットなど

一流のperformerが集まっています。





公演の模様はこんな感じ。
初日を観てきたけど、luさんのpoleが凄いんだな。
ダンスに馴染みのない人にもお勧めです。

詳細はこちらでチェック出来ます。
https://www.facebook.com/pages/Moon-Cat-Circus-Theater-Japan/166909956843907

本公演は12月29日まで週三回、1日2回行っています。
スケジュールはこちらでチェック出来ます。
https://www.facebook.com/events/207189709458724/?notif_t=plan_edited

成都から帰国して第一弾の仕事で、

面白いプロジェクトに関わることになったのでした。

5 frame in movie vol.78 ーPrizmDolphineー

ORIGINAL VJ WORK










2013年11月18日月曜日

人の心を掴む映像。

つい先日、こんな映像をyoutubeで観てハッとさせられた。



Facebookでも紹介したけど、
理屈抜きでスゲーって思える。

で、カメラが引いていくと何故か笑えるという。
明らかにエンヤの曲がミスマッチで、
どこの国でも同じ場面で笑いが起きるんじゃないでしょうか?

いずれにせよ、ジャン=クロード・ヴァン・ダムに
賛辞を贈らずにはいられない。

大自然の映像を観た時、その凄さに息をのむ。
その対局にあるのかもしれないが、一瞬で心をつかむという
映像が持つ本来の魅力を再確認出来る作品だね。

T2 Movie selection vol.260

桜流し

監督:河瀬直美
音楽:宇多田ヒカル

映画じゃないけども。
レンズに反射する光を上手く使った自然の映像が
凄く綺麗。




2013年11月15日金曜日

お祝いに駆けつけるの巻

モデルや歌手として活躍しているSAYUKIちゃんの会社、
VOCEの3周年PARTYに行ってきた。


ライブ中に撮った一枚。この写真、綺麗じゃない?
Iphoneのカメラレンズって光の反射が面白かったりする。



ライブでPARTYの出席者達をおもてなすSAYUKI氏。
彼女の親しい友人や活動を支えてきた人達が多く集まり、
彼女に関わる人達がより深く繋がれる、そんなPARTYだった。
GARRETという場所を選んだのも地に脚がついた雰囲気が伺えた。


受付を手伝っていたモデルの千景さんと
ライブでキーボードを弾いていたA-dreamくん。
先月行っていた中国の話や活動の話やゾンビのMVの話など
近況を色々と報告しあったり。
久しぶりの面子にも会えたし、色んなことを再確認出来た空間だった。


PARTY終盤の一枚。右は姉のカオリン。
二人は有吉反省会に出ているそうでそちらも要チェックですな。

自分のやりたいことを会社にして活動するその姿は
表面的には派手に見えるが
裏ではとても着実で堅実に見えた。

同じモノを造る人間として刺激になるね。

2013年11月14日木曜日

機材の展示会。

幕張メッセで開催されていた映像と音響機材の展示会INTER BEEに行ってきました。
参加すると来年の傾向が見えたり、新しいアイデアも湧いたりと、
行ったら何気に色々と考えちゃう展示会。
各ブースで貰えるノベルティが、意外と実用的だったりします。

昨年はタイミングを逃してしまったので、
今年は早起きをして車で幕張までかっ飛ばして行ったのでした。


Adobeのブース。プレゼンテーションに沢山の人が詰めかけてました。
これ、皆映像業界の人なのかなと思いながら眺めつつの一枚。
今年は4K映像に対する付属商品が多かった。
凄いところになると8Kの展示もしていたり。
8Kってどんなだよとサイズを調べてみると水平7,680×垂直4,320という
もはや写真の解像度を超えてるという。。。
カメラも業務用は4Kマストみたいな感じになってきてた。
REDは6Kなんてのも導入されていたり。
そうやってますます納品時の基準にアタフタすることになるという(笑)
って冗談は置いといて。
こういった技術がオリンピックに向けてリリースされていくのだなと考えると、
ココ数年の映像業界も大きな変化があるのかもね。

反面、3D商品は目立ったものがなかった。
出て来た時はインパクトはあったけど、その後あまり続かないね。
劇場ではまだまだ健在なのを考えると
今後はアトラクション的な位置づけになっていくのかな。


特殊機材、通称「特機」のコーナー。
これらをどう使うかで面白い映像が撮れるってコトを考えると、
毎回来る度に楽しみな場所です。

今年はオートで動くドリーや一定の速度で回転する台など、
なかなか興味深い商品を観ることが出来たし、
合成処理ソフト&マシンなんかも凄いのが沢山リリースされていた。

世界中で同じソフト、機材が使われていくのを考えると、
制作のシステムは二極化していくのだろうけど、
クリエイティビティにおいては発想勝負なんだなと
全体を観て感じた。

2013年11月13日水曜日

闘いを活写するということ。

シネマート六本木にて公開中のドキュメンタリー映画『タイトロープ』を観てきました。
元総合格闘家の前田日明さんが主催する格闘技イベント"THE OUTSIDER"に
出場する選手達を追った作品。

不良達だけでなく弁護士や放送作家など
バラエティ豊かな面子が集まるイベント。
選手を応援しているファンが暴れ出したりするコトもあり、
観に行く人もある意味ドキドキする。
そんな舞台に立つ選手の練習風景や生い立ち等を
カメラは追っていく。

ルールは安全性を考慮したスポーツライクなモノだけど、
バチバチと音がしそうな打撃や激しい関節技と
プロさながらの映像を見ることが出来た。

一方で、選手達のプライベートにも入り込み、
生い立ちや親族のインタビュー映像もインサートされる。

学生の時にレスリングやテコンドーをやっていたり、
中学校の卒業文集で前田日明さんのコトについて書いたくらい、
格闘技ファンなVJさんなので、
僕が現役だった頃の「格闘技ってこうだよね」という印象とは
少し違った造りになっていた。

でも、それは一般の人達の格闘技に対する見方が変わったという証拠なのかもしれない。
大きく一つ違うのは選手達が華のある試合をしたいと言う人が多かったとこと。
例えば、初期のK-1だと手数が少ないけどスリリングな試合に
観客がどよめいていたり興奮していたことがあったけど、
今ではそれが"塩試合"扱いされていたりする。
選手達は負けてもKO狙いやノーガードで殴り合う姿の方が観客から支持される。

アマチュアの試合なら負けたら次がないという
切迫感があって激しいプレッシャーとも戦わなければならないけど、
"華のある試合"への傾向は負けても面白い試合をすれば次があるという感じにも見えた。
(まぁ、これは選手達の問題ではないんだけど。)
そこからの切迫感はあまり感じられない。
どちらかというと開放感のある感じ。
まぁ、それはそれで魅力もあるんだけど。

確かに選手達の多くは格闘技だけで生活しているわけではないので、
切迫した感じを出すのは難しいだろうし、
格闘技に対する考え方は選手それぞれに違うのだけど、
それをカメラに写せば写す程、選手達の格闘技や試合に対する想いが
薄くなっていくような感じがした。
弁護士の人が試合で全力を出せなかったコトに涙を流すシーンとか、
もう少し練習風景を見せた上での試合をしっかり見せるという構成でも良かったかもなと思った。
ただ、それをやるには多くの選手にフォーカスし過ぎなので、
深く描くには時間が足りないというか。
となると、多くの選手の一部分を切り取るのがベターなのかなと思った。

一方で試合の時の撮り方、編集の仕方等は臨場感があってカッコ良かった。
音声無しのスローモーションで撮っているショットとか、
画面の狭さは実際試合に出たら緊張や興奮状態の為に
こんなふうに見えるんだろうなと感じさせる映像だった。

そんなこんなで、色々と感じるところもありましたが、
K-1やDREAMがなくなってから寂しくなってしまった日本の格闘技業界が
盛り上がって欲しいなと思いつつ、
選手達の闘志は真摯なものがあるので、それを感じるだけでも
価値のある作品だと思います。

ご興味ある方、是非観に行ってみて下さい。
詳細はこちらから。

http://www.andes-film.jp/tightrope/

2013年11月10日日曜日

T2 Movie selection vol.259

キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-(2009)
KINATAY

監督:ブリランテ・メンドーサ
出演:ココ・マルティン, フリオ・ディアス, マリア・イサベル・ロペス

カメラが激しく揺れる。。
手持ちのライブ感が抜群に良い。
これ台本無しで撮ってるよね?と思わせるシーンもある。
フィクションを限りなくリアルに撮影している劇映画。

2013年11月8日金曜日

作品撮り。

成都の話。追加。
AWARDの日。
夜まで時間があったので、作品撮りをしてみた。

泊まっているホテルも
キューブリックの「シャイニング」の様な雰囲気のあるホテルだったので、
何か撮れないかと思っていたのでとても良いタイミングだった。



わずかな時間ではあったが、
面白い試みだった。



動画もしっかり撮っているので、
折に触れて公開出来ればと。

2013年11月5日火曜日

レッドカーペット、AWARD、そしてAfter Party


四日目。唯一、この日だけが晴れだった。
大事な日には晴れが多いVJさんです。
と言っても、スッキリとした晴れではなく、

中国の空気の悪さは最後までホント凄かった。。



会場に着くとザワザワと高揚感があって、
報道陣も多数カメラを身構えている。
準備万端って感じ。



舞台裏ではデザイナーの栄子先生と下澤さん、
ヘアメイクの合田さんがshowの為の準備中。
僕はレッドカーペットとステージで挨拶するのみだけど、
3人とモデルのアケミさん、健二君はshowも出るので、

皆、大忙しだった。




陽も落ちていき会場がライトアップされ始めると、
会場には見物客が多数詰めかけ煌々とした雰囲気になっていく。
なんだかデビッド・リンチの映画みたいな感じ。

そんな中、曲がかかってイベントが始まる。



レッドカーペット前にて。
渋滞に巻き込まれた歩けなかった後続部隊の人と
2回歩くというおまけ付き。

もしかしたら、こういうゆるい所がこの国の魅力かもね(笑)



レッドカーペットを歩き終わると、
各国、ステージに上がって紹介されるんだけど、
その舞台裏。
モデルのアケミさんとVivienさん。
この時、かなり寒かったんだなコレが。

showのモデルさんもかなり寒そうだった。



ステージに立ってその国の特有のお辞儀をして、
AWARDの授与式とshowのスタート。







後はAWARDの成り行きを見守るだけなので、
ステージ裏で撮影会のteam Japanとそのモデル達。

彼女らはrunwayで歩く姿も凛々しかったね。




合田さんは機材を持ち込んで作品撮りを路上でやるという。。(笑)



ところで、このクオリティ凄くない?



前日のあの子から想像もつかないと、一同驚いておりました。
(一番左の女の子。)

何よりメイクをされていた本人が一番喜んでいた。



そうこうしているうちにMOVIE部門の発表。
これ、画面の比率あってないよね(笑)
受賞は韓国となりましたが、
賞を取る取らない以上に良い経験も出来たし、
今後の事も考えられたから結果OKかな。

来年が本番と思ってまた頑張ります。



日本勢は唯一男性モデル部門で小川健二君が受賞。
スピーチもきまってた。



AWARDが終わり、ノミネートされた人達で記念写真。
前日のPARTYで既に打ち解けた雰囲気だったので、

凄く暖かい空気があった。



この二人似てません?(笑)
タイで美容学校をしているKruさん。




ちなみに、この二人も(笑)
後で気づいたけどDannyさんと3人で撮っておけば良かった。。
この後はAfter Partyへ。
毎日飲んでましたが、この日もお疲れ様ってコトで気兼ねなく飲みまくる。



このお店のオーナーと一枚。これがまた美人さんで。
成都のクラブは面白いよーとクラブ事情について色々と聞いてきました。



ヘアメイクの合田さんとマレーシアでMake-up Artistとして活躍しているRachelさん
Rachelさんとはバスの中でtiestやAviciiのコトで盛り上がる。
成都でdance musicについて談義するとは思わなかったな。

マレーシアのクラブは凄く面白いらしいです。




こんな感じで
どこの国とか関係なく皆気兼ねなく打ち解けていき、
それぞれの国の事をほんの少し解った気がした。

やっぱり英語は話せないとダメだね。
一応、勉強はしているけど、もう少しスムーズに会話が出来ると良いな。
あと、海外の人達とどうやったら上手くコミュニケーションを
取っていけるかというのもなんとなく解った。
これも英語と同じくらい重要だよね。

自分がどう振る舞えば良いのかというのも凄く勉強になった。
ランチやディナー、PARTYの時、レッドカーペットやAWARDの時。
やっぱりお手本になる人って沢山いた。
こういった事を体験する事で少し遠くを見る事が出来る様になったのは
とても貴重な体験だった。
こういう事、日本でも出来ると良いな。

こういった事は今回初めてなので、
勿論、上手くいかなかった事もあったけど、
全ては予行演習だったような気がします。

んな感じで、とても実りの多かった、

TOOWAIIのFASHION ASIA2013のレポでした。