2012年2月26日日曜日

T2 Movie selection vol.199

夢みるように眠りたい



監督、脚本:林海象
出演:佳村萌, 佐野史郎, 大竹浩二, 松田春翠, 吉田義夫, 深水藤子, 大泉滉, あがた森魚


柔らかいユーモアとレトロな雰囲気。
眠れない時はコレ。






2012年2月19日日曜日

T2 Movie selection vol.198

恋する惑星

監督:ウォン・カーウァイ
脚本:ウォン・カーウァイ
撮影:クリストファー・ドイル, ケン・ラーワイ
美術:ウィリアム・チャン
音楽:チャン・ファンカイ, ロエル・A・ガルシア
出演:トニー・レオン, フェイ・ウォン, ブリジット・リン, 金城武

数ある邦題の中で一番オシャレだなと思ったね。
これに限ってはネーミングセンスは良いと思う。

ドイルのカメラワークにウィリアム・チャンの美術、
そして、california dream。

不思議なモノローグと独特の間が心地よい作品。
音楽の選び方も良い。

2012年2月13日月曜日

MilkyWayにて。

先週土曜日は渋谷のMilkyWayというライブハウスにて、
その名はスペィドさんとエイプリルズさんのライブを観てきました。



今回はライブハウスだったけど原宿ファッションを牽引する女の子による
ファッションショーやライブペインティングなど、
ライブ以外のコンテンツも面白かったです。

エイプリルズさんのライブ、初めて観た。
音と映像の同期をしっかり見せている所が面白かった。
VJもステージに上がってノリノリな感じも良かったね。





客層もVELOURSの時と違ってて面白かったです。
個性的な人が多かったね。
今、面白い人達はこういう所にいるのかもね。

2012年2月12日日曜日

T2 Movie selection vol.197

サーカス



監督, 製作, 脚本, 音楽:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン, マーナ・ケネディ, ハリー・クロッカー, アラン・ガルシア, ジョージ・デイヴィス

パントマイムというより、ROBOT DANCEっぽいチャップリンの動きを観て、
「もしかしてPOPPIN'の起源ってココ?」と錯覚。

身体を張るというか命がけのドタバタ劇。


2012年2月11日土曜日

些細な事を感じる。

一年くらい前から運動不足解消にSTREET DANCEをやってるんだけど、
ここ最近、身体のキレが良い。

と言っても、
とびきりカッコいいMOVEが出来るようになった訳でも、
誰かと比べた訳でもないんだけど。

足首の可動域が少し広くなったとか
肩が身体の軸を中心にして動くようになったとか、
そんな些細な事。
逆に調子の悪い時もあって、
疲れ易いとか、集中力が続かないとか。
身体が日々変化しているという当り前の事を
改めて実感する。

「おっ、この前と少し違う」という具合に、
身体に現れる"わずかな差"というものを感じるのが
最近、少し楽しい。

元々おおざっぱな人間なので、
小さい事を感じるのは苦手だったけど、
わずかな差に気が付いている時、
自分の内面と対話しているようで
自己を反芻する良い機会にもなっている。

些細な事を「気が付く」というより「感じる」という感覚。
自身の感覚が鋭くなっているようで、
それを少し楽しんでいる。

2012年2月9日木曜日

頑張れ~!

と安易に言ってしまう事がある。
とても使い易く、よく口をついて出るこの言葉を
最近、意図的に使わないようにしている。
「応援してる」も同じ様なニュアンスかな。
相手の状況を踏まえずに言ってしまう事が多かったからだ。

代わりに出てきた言葉が「楽しんでね」
こちらの方が陽気な感じがあり、とても使い易い。
でも、何かがいつも引っかかっている。

多分、
本当に大事な人には「楽しんで」欲しいだけじゃなく、
「頑張って」貰いたいとも感じているからだ。
楽しく陽気に瑞々しく取り組むだけでなく、
苦しみ嘆きそれでも前を向いて頑張る姿を支え、
そしてそれに感化され、
自分も頑張ろうという気持ちになりたいのだ。
その事をいつも感じているから、「楽しんで」もどこかぎこちない。

だから「頑張って」を言うには自らも相手の現状をも受容せねばならない様な気がしてる。

勿論、楽しんで貰いたいんだけどね。

先日、園子温監督の最新作「ヒミズ」を観てきた。
舞台は震災後の街が舞台で、
両親に捨てられ、池でボート屋を一人で切り盛りしている男子中学生・住田と
家庭不和の女子中学生・茶沢がいかにして希望を持っていくかという話。

そこには、楽しめる状況などなく、悲惨な現状を前にして、
夢や希望を安易(の様にみえる)に説く教師が陳腐に描かれていた。
「夢や希望」はおろか「普通」である事すらままならない境遇。

そこでは、夢や希望が届きにくく、
現状に苦しみ嘆き、朽ち果てようとも、
生きていこうとする主役の二人とボート屋近くに住むホームレス達の姿が、
印象的だった。

そういう必死な姿に、自らを鼓舞しようという気持ちになれるのではないかと
「ヒミズ」を観て思った。

この映画は若者二人の絶望から立ち上がる姿を通して、
被災地に頑張ってもらいたいという気持ちを伝えたいのだと
感じました。

あと、オーケストラの使い方が上手いよな~とシミジミ。
「冷たい熱帯魚」を観た時も感じたね。
だから、園子温監督の作品は劇場で観た方が良いよ。

今月も早速劇場で映画を観た。

2012年2月6日月曜日

日本文化をテーマにしても無国籍。

先日は、節分ナイト at VELOURSでした。
お越しいただいた方々、ありがとうございました。
スタッフ、共演者の皆様、お疲れ様でした。


急遽頼まれて短期間で造り上げてみましたが、
なかなか良い面子が揃い、
選曲、映像、LIVE、SHOP、占いと
良い空間を造り上げたのではないかと思いました。


バレンタインに屈せず節分でpartyを造った甲斐があったというものです。
この時期のPARTYと言えばバレンタインみたいな
決まり事をひっくり返したかったと言うか。


気が付くと、写真が一枚もないという。。。
今回もやっちまったか。。と思っていたのですが、
スペィドさんが連れてきてたphotographerさんが写真を撮って下さってて、
素敵な写真を送って頂きました。
その内の何点かをご紹介。












































PARTYの雰囲気はこんな感じ。


「節分」っていう日本文化をテーマにしたPARTYなのに
国籍も人種も様々でかなり良い感じでした。
皆、オシャレね。


ところで、なんか写真カッコよくない?
かなりお気に入りなんですけど。
現場で既にあの人はきっと腕の良いだなと思っていたのですが、
後でWEB SITEを観てみると面白い事やってますね。
気になる方、是非チェックしてみて。


RAY(オチアイレイ)
http://ray.kuchinawa.com/


そういえばTOOWAIIの写真が一枚もない。。。
なんて思っていたのですが、ちゃっかり写ってました。







いや〜、ちゃっかり。
ってな感じで、節分ナイトのPARTY レポでした。
こういう季節モノPARTYもなかなか楽しいね。

2012年2月5日日曜日

T2 Movie selection vol.196

白い花びら

制作, 監督, 脚本, 編集:アキ・カウリスマキ
原作:ユハニ・アホ
撮影:ティモ・サルミネン
音楽:アンシ・ティカンマキ
出演:サカリ・クオスマネン, カティ・オウティネン, アンドレ・ウィルム, エスコ・ニッカリ, エリナ・サロ

20世紀最後のサイレント映画。
サイレントって音楽が大事だな。
これまでのカウリスマキ作品も台詞が少なかったので、
サイレントになっても雰囲気はあまり変わらなかったね。





2012年2月2日木曜日

映画『テトロー過去を殺した男ー』を観て来た。

このブログが更新されている頃には、
恐らく節分ナイトも盛り上がっているはず。
そうです、今日は自動更新でブログをUPしているのです。

先日、六本木の映画館、シネマート六本木まで
コッポラの新作『テトロ—過去を殺した男—』を観て来た。

今年は、美術館と映画館に毎月行くのが目標で
取り敢えず1月は達成。

で、『テトロ〜』なんだけど。
内容云々の前に久しぶりだからなのか、劇場の音質が良かった。
やっぱ自宅のTVモニターじゃ解らないね。
現場を常に感じてないと良い作品は造れないなと痛感しました。
今年はそう言う事も勉強しつつ。。。

で、内容なんだけど。
アルゼンチンが舞台で父親に自分の恋人をとられた元小説家のところに
腹違いの弟がやって来て交流を深めていくという話。
そこから、元小説家が自分の父親や弟と向き合っていうという。
元小説家をヴィンセント・ギャロ、
腹違いの弟をディカプリオにそっくりな子(名前忘れた。。)が演じているんだけど、
ギャロは「バッファロー’66」の時の様に神経質な雰囲気。
この人ってどの映画に出ても役柄って大きく変わらないなと微笑ましかったというか(笑)

現在と過去、現実と虚像が入り乱れている構成なんだけど、
現在や現実がモノクローム、過去や虚像がカラーと分けられていて、
モノクロームのシーンは影の使い方が凄くカッコよかった。
兄弟の会話シーンは特にお気に入りのライティングでした。
ラブシーンのライティングも
パトリック・ディマシェリエもビックリって感じのライティングだったね。

この映画、
本来は劇場公開の予定はなくDVDでの販売のみだったのだとか。

おいおい、あのコッポラの、『ゴッド・ファーザー』を撮った監督の作品が
DVDスルーかよと衝撃だったのだが、
未公開の予定のまま進行していたのか、
映画のパンフレットはなかったりして公開したのは良しとしても
なんだか凄く勿体ないよなぁ。
パンフ観ながら撮影監督の事とか知りたかったもの。
まぁ、DVD買っちゃうから解ると思うんだけどね。

そんなこんなで今年初の劇場での映画鑑賞でした。
『テトロ—過去を殺した男—』、2/10まで公開しているらしいので、
興味ある方、一度観に行ってみて。

見応えのある作品ですから。

2012年2月1日水曜日

VELOURSの行き方解るかな?

明日の会場、VELOURSがWEBサイトを観ても解りづらいという連絡があったので、
地図をUPしておきます。




行き方はこんな感じ。
表参道駅を降りてMAX MARA前の骨董通りを六本木方面に直進しRAF SIMONSの前で左折、
bluenote tokyo、JIL SANDERを通過した先に
地面から煌々と光るライトが眩しい階段があるので、
底を降りて右に曲がるとveloursです。

スマートフォンや携帯お持ちの方はTOOWAIIのブログ参考にして遊びに来てね〜。
よろ〜。

2/2 節分ナイトのTIME TABLE!!!


明日の節分ナイト at 南青山VELOURSのTIMETABLEです。


場所の詳細はコチラから
http://www.velours.jp/




☆ACT & LIVE
20:00-21:00 TAKASHI SASAKI
21:00-22:00 DJ Renaneko
22:00-23:00 その名はスペィド feat.イマイケンタロウ&イグチミホ(エイプリルズ)
23:00-24:00 RAVEMAN


☆VJ:
20:00-22:00 Mickey
22:00-24:00 TOOWAII




皆、豆持参で遊びに来てね〜。