2011年1月31日月曜日

IphoneでVJが出来るって知ってた?

久しぶりのVJのブログです。

今回は、IphoneでのVJのやり方についてちょろっと紹介しようと思います。

IVJというアプリがあります。
名前そのままにIphoneでVJをするアプリなんだけど、
itunesに映像を入れてそこから読み込んでVJをやる感じ。
実際使ってみたけど、シンプルなシステムでVJを始めたい人には
こういう所から入っても良いのかもしれないね。

youtubeにもチュートリアル的な動画がUPされてた。






動画フォーマットはMP4(H.264)/480×360(FSP30)/3000kbps
ビデオ出力はiPhone4のみ対応なんだそうです。
画質にはまだまだ難がありそうだけど、
それでも小さい機材でVJが出来るっていうのが魅力。

出力ケーブルは、僕はAppleコンポジットAVケーブルというのを買いました。






これなら、IPODからの映像も出力が出来るね。
Ipodでも映像は出力出来たけど、
今回はVJソフトとして使える訳です。


くどいようだけど。。。
入力は、





ここね。

出力機材から入力機材へ



VJブログ、早速ネタに困ってますw


先日、VJの事をブログに書いていると友達に話したら、
「VJって面白そうだけど、ケーブルをどこに繋いだら良いか全く解らない」と
言われてしまいました。

なるほど。
VJを難しそうにみせているのはケーブルなのかな~なんて思ってたけど、
TVやDVDといった家電でも混乱する人いるな~ということで、

今回は、映像の入力出力についてチョロっと書いてみる。

当たり前な話なんだけど、
くどいようですが、初心者から始めるVJ講座としてスタートしましたので、
簡単なトコロもさらっていくワケでして。

じゃないと、ネタが尽きてしまうもんでして。。




思いっきり簡単にシステムを書いてみる。

映像を出力したい機材にセットして入力したい機材へ送る。
音響もそうだけど、音楽や映像といったメディアを出力機器を使って入力機器へ送るのです。

これはVJも一緒。

出力したい映像機器を入力したい機材にケーブルで繋ぐ。


これはポータブルDVDプレーヤーだけど、
AV OUTと書いてある。ここね、出力って。
で、出力したい機材から、



AVセレクターやvideo mixerといった、
入力したい機材に出力ケーブルで映像を送るのです。

「入力」とか「Input」って書いてあるところに
ケーブルを差し込むのね。


入力と出力を切り替えられるDVDプレーヤーもあるので、その辺注意。
出力したい機材から


入力したい機材へ映像を送るのです。


DVJはプレビューと映像出力が別々になっているので注意。
VIDEO OUTにケーブルを差し込んで、
出力したい機材から


入力したい機材へ映像を送るのです。

そろそろクドくなってきたね。。。

こんな感じ。


で、
最後はプロジェクターに持っていくというワケで。
よく現場で「最終出力は何ですか?」なんて聞かれると思うけど、
そしたら出力したいケーブルの名前を言えば良いわけ。





赤白黄色のケーブルや黄色のケーブルなら「ピン」とか「RCA」とか言えばいいし、


S端子なら「S」とか「S端子」と言えばいい。

今回のブログ、一見どうでも良さそうなコトに見えるけど、
機材が増えれば増えるほど出力と入力を間違えていたりする事が
あったりする。

会場がオープンに近づくにつれて
トラブルに焦って、てんやわんやなんてコトもあると思います。
ドラブルの原因は他にもあるけど、
まずは入力出力をチェックしてみても良いかもね~。


今日はこんな感じ。

VJソフトいろいろ。

この前はPC映像の出力機器について書いたけど、
今日は出力する為のソフトはどうする?って話。

簡単に代表的なものから紹介します。







まずはコレ。「motion deive tokyo」
一時期、VJといえばコレってくらいに
人気がありましたね。

ちなみに僕もVJを始めた当初、motion dive 3という
一つ前のバージョンを使ってました。
tokyoになって、映像が無制限に出せるのが利点かな。

ただ、テキストモーションの種類が少なく、
新たなモーションが欲しい場合は別売りなので、
余計にお金がかかるかもしれませんね。
テキストモーションは最初に入っているものでOKって人は、
これで良いのでは。

(2014.03.24、現在は廃盤状態みたいです。。中古で探してみてね。)


ちなみにmotion dive tokyoは
EDIROLから外付けのギアも販売されてますので、
PC内で完結させる事に不安がある人は、
これを使っても良いかもしれません。

(2014.03.24、現在は廃盤状態みたいです。。中古で探してみてね。)



Numarkから発売されている「Nu VJ」
外付けのミキサーも付いてこの値段は結構お買い得かなと思います。
エフェクトも沢山入ってますので、素材が少なくても見せ方で遊べるかも。
ミキサーが外付けなのでとにかく使い易い。テキストモーションもあり。
ただ、映像を読み込む数に限界あり。
直感的な操作感なので初心者にはお勧めかも。

(2014.03.24、現在は廃盤状態みたいです。。中古で探してみてね。)





同じくNumarkから発売されている「Grand VJ」
映像をレイヤー(簡単に言うと上に重ねていけるってことね)構造で並べることが出来て、
Nu VJよりプロ仕様な感じ。エフェクトも豊富。
専用PADを使うかキーボードを使うかで値段が前後するみたい。
値段が張るだけあって、用途は広いかも。
アップグレード版も出てるみたいね。


専用のwebでしか紹介してないけど、
Modul8というソフトも出ている。
http://www.modul8.ch

最近は、このmodule8が

外部サイトで詳しいマニュアルもあるのでチェックしてみて下さい。
http://opticious.jp/modul8/

イロイロと紹介したけど、
初心者が使うとしたらなるべく安い機材で始めて
徐々に高度な事も出来る機材にバージョンアップしていけば良いと思う。

いずれにせよ、
ソフトはあくまでツールなので、それに振り回されないように、
現場で今何を流せば良いのかって方が重要です~。


他にもVJソフトは沢山あるので、
また改めて紹介します。
気が向いたらだけどね~。


今日はとりあえずこんな感じ。

2011年1月30日日曜日

PCでVJをする時はどうする?




PCでのVJのやり方(アナログ編)です。

PCでのVJは一般的なので今更って感じだけど、
最初に申し上げた通り、超初心者向けに始めたので、
この辺もさらっと伝えたいなと。







まずは、スキャンコンバーター。
PCの映像信号はRCAのビデオ信号とは規格が違うので、
"VIDEO映像"として出力する為には変換しなければなりません。
その時に必要なのがこれ。スキャンコンバーター。


スキャコンとかダウンコンって呼ばれてたりしますが、
その名を聞いたら「あぁ、これね」と思って下さい。


僕は、CANOPUSのコンバータを使ってました。
値段の大小で画面サイズに融通が利くみたいだけど、
基本、そんなに大差を感じません。。。
最近は、音声出力の出来るコンバーターも販売されているみたいだけど、
高度な事を求められるようになったら、
その時、考えれば良いのかもね。


VGAケーブル。
これが、PCとスキャコンを繋ぐケーブル。
D-sub 15ピンって呼ばれてたりします。

MACだと、VGAケーブルを差し込めない機材もあるので、
変換が必要だったりします。
その時に必要なのがこれ。

あと、コンポジットのビデオケーブル。
ピンとかコンポジットって言われているヤツね。





そんなこんなで、
これらを使ってセットを組むとこうなる。



これは、前回よりも単純だね。
こんな感じでPCの方が簡単に出来るわけ。

今回のVideoBlogではCoGeというソフトを使っています。

http://cogevj.hu

使いやすいものを各々が使えば良いと思いますが、
まずはこのソフトで出力までをやってみました。
機会改めて他のVJソフトを紹介出来ればと思っております。

いかがだったでしょうか?
定期的に更新していくので、
興味ありましたらチャンネル登録してみて下さい。

なるべく簡単にVJを始めるなら

VJの事について書いていこうと思った訳なんだけど、

例えば映像を造れる人は多分すぐにVJを始められると思うので、
そういう人には後々にVJ機材を紹介するとして、
とりあえず、

●映像はこれから造りたいけど、現時点では造れません。
●VJソフト、使えません。
●ミキサーとかエフェクターは買えません。
●自分がお気に入りの映像とかクラブで流したらカッコいいだろうなと思っている映像を流したい。

ってコトを考えている人がVJをやりたいと思っていたとする。
”そんなナメたヤツがいてたまるか!”とお思いのVJさんもいると思うけど、
仮にそのくらい敷居を下げてみる。

この場合、
"映像を流せれば良い"という最低条件を
どうクリアするか考えてみる。

難しい事は置いといて、
見せたい映像を出力機器(DVD, VHS, PC)から出力し、
映したい機器(プロジェクター、TVモニター)に入力する、

それだけを考えてみる。

いずれにせよ、
VJミキサーが常設しているクラブなんてほとんどないし、
映像ケーブルも自分で持っていかなければならない事が多いので、
買わなきゃいけないモノもあると思う。

なので、
最低限、このくらい揃えておいてねっていう機材がある。












まずはこれ。
DVDやVHS、PCといった機器から"映像を出力する"為のケーブル。
現場では「ピン」とか「RCA」って呼ばれてたりするアレね。



現場によって求められた事に対応する為に
長いのや短いのを何種類か持っておいた方が良いかもね。


音声も出したいときはこのケーブル。
"赤白黄色のケーブル"って聞いた事ない?
アレです、アレ。

映像を入力したり出力したりする時は
大体、これらのケーブルを使います。






映像を流す機械は、今ならポータブルのDVD PLAYERかな。
昔はVHSのデッキを持ち込んでいるVJさんもいました。

金額もワンセグ対応とか画面サイズによって様々みたい。
僕は、これらでTVを観る事やそれを流す事があまりないので、
通常のDVD playerを使ってます。
ま、DVD playerいろいろ。

でも、これだけだと映像を流すだけで、
切り替える事が出来ません。

どうするか?
例えば、これを使ってみてはどうでしょう?


映像を切り替えるセレクター。
家でゲームやビデオを見たい時なんかに、
1番がプレステで2番にVHS、3番にDVDってな具合にセットしておいて、
ボタンを押すだけで切り替える事が出来るアレです。
ロンドンブーツのガサ入れ(古い?)とかで
女子の家にこれがセッティングされてたりすると確実に男がいるって
バレちゃうアレです。



映像を2つ同時に流せるセレクターもあるみたいだね。
例えば、プロジェクターを2台持ち込んで同時に流したいなんて時は
こういうセレクターを使うと良いかも。

で、
これらを駆使してVJセットを造ってみるとこうなります。



図面には4台DVDがあるけど、
2台あれば切り替えは可能だし、
VIDEO CAMERAを持ってる人なら撮影したものを
その場で流しても良いし、
PCでVJが出来る人もセレクターがあれば、
フリーズした時にDVDが一台あれば、
切り替えればトラブルが起きても大丈夫でしょ?

どうでしょ?
これだったらVJを始めたいって初心者でも
始められるのではないでしょうか?

簡単じゃない??

次回はPCでVJをしたい人のセッティングとか
紹介します。

2011年1月29日土曜日

T2 Movie selection vol.153

太陽はひとりぼっち

監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:アラン・ドロン, モニカ・ヴィッティ

一人ぼっちはオマエだけじゃねぇよ~
甘ったれんな~とか思いながら借りました。
全然そういう内容じゃなかったのね。

全編ぼんやりと漂う絶望感の中で、
モニカ・ヴィッティはどうして
こんなに美しく輝いてしまうのかと
いささか理解不能でした。

雰囲気だけで★5






T2 Movie selection vol.151

ダンス・スタイル・ポッピン

VJをする時に僕が参考にしているのは、
サイケな映像じゃなくて、ダンスです。

経験者なので、
音にどうやってシンクロさせるかって
考える時、
動きの美しさを考える時、
自然とカウントを数えてしまいますね。

で、そのBEATっていうものに
一番ストイックなダンスが、
このPopping、Animationっていうスタイルです。
ムーンウォークをしたい人がいたら、
まず、このビデオからおススメしますデス






T2 Movie selection vol.149

テディです!-TEDDY DEATH-

愛くるしい熊のぬいぐるみ「テディベア」を
様々な方法で惨殺する40分程の映像。

最初はスカッと残虐なんだけど、
段々ズシリと残虐になっていく。

子供には見せちゃダメよ!






T2 Movie selection vol.148

救命艇

監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:タルーラ・バンクヘッド、ウィリアム・ベンディックス、

           ウォルター・スレザック、メアリー・アンダーソン

ボートを密室に見立てたサスペンス。
劇中、音楽が殆どないのに、緊迫感有りまくり






T2 Movie selection vol.147

どつかれてアンダルシア(仮)

監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:エル・グラン・ワイオミング、サンティアゴ・セグーラ、アレックス・アングロ

スペイン版どつき漫才の愛憎の映画です。

どんな事でも相性って大事!
ってコトを教えてくれた貴重な映画。

どうも、どつかれさまでした。






T2 Movie selection vol.146

夏の嵐

監督:ルキノ・ヴィスコンティ
出演:アリダ・ヴァリ, ファーリー・グレンジャー

(-"-;)「オイオイ、そーゆう裏切り方かよ」と
反則ギリギリのギロチンチョークみたいな
崩壊劇をラストに観た。

ヴィスコンティの映画は、
女性は気丈で芯のある人が多いが、
男性はダメ吉が驚くほどに多い。
どの作品を観ても。
男を学ぶために観ても参考にならんと
山本小鉄ならいきり立つ事、請け合いです。
ダメ男になりたい人には別ですが。
(v_v)「男を学ぶなら、やっぱルパン3世でしょ~」と再確認。






T2 Movie selection vol.145

スイミング・プール

監督:フランソワ・オゾン
出演:シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ

創造と現実を巧みに使い分け、
最後の最後まで騙して騙して。

モラルなんてファッキンとばかりに
男をとっかえひっかえして、
毎晩毎晩遊びまくる。
そんな女を演じたサニエちゃんこそが
劇中の小説家の夢であり、
監督の夢であり、
この映画の夢なんでしょうね~。






T2 Movie selection vol.144

マイ・シネマトグラファー

監督:マーク・S・ウェクスラー
製作:マーク・S・ウェクスラー
ナレーション:マーク・S・ウェクスラー
出演:ハスケル・ウェクスラー

2度のアカデミー撮影賞に輝いたハリウッドの名カメラマン、
ハスケル・ウェクスラーの半生を追うドキュメンタリーなんだけど、
気がつくと父親と息子の交流と葛藤を描く内容になっている。

被写体は浮気者で我が強いハリウッドの名カメラマンだけど、
どこの家にもある親子の形がよく描けてて、
自分の事のように観てしまった。

とりあえず、男子は必見!






T2 Movie selection vol.143

バリー・リンドン

監督:スタンリー・キューブリック
出演:ライアン・オニール、マリサ・ベレンソン、パトリック・マギー、スティーヴン・バーコフ

「2001年宇宙の旅」や「時計仕掛けのオレンジ」
初期の傑作群の埋もれてあまり目立たない作品ですが、忘れちゃいけない凄い作品。

ラトゥールやゴヤ、フェルメールといった、
画家を彷彿とさせるような映像。
やはり究極を求めると、
最後はこうなるんでしょうか。

映像だけでなくストーリーテリングも抜群です。
長さを感じないんです。






T2 Movie selection vol.142

霊幻道士 第一集

監督:姜明海
出演:ラム・チェンイン

僕は、お札が書けました。






T2 Movie selection vol.141

ダーウィンの悪夢

監督:フーベルト・ザウパー

誰かが持ち込んだナイル・パーチという魚によって そこに住む生物の生態系の破壊のみならず、 タンザニアにおける資本主義による暴力の様子は 今の日本と何故かダブる。。。 タンザニアにおける資本主義による暴力の様子は 今の日本と何故かダブる。。。
貧困、エイズ、犯罪までもたらされる。





T2 Movie selection vol.140

エリ・エリ・レマ・サバクタニ

監督:青山真治
出演:浅野忠信, 宮崎あおい, 中原昌也, 筒井康隆

やっぱり、ノイズは人を救うんだって
再確認した。

廃材や自然から採取した音を加工して
音楽を造るところとか
平原でサラウンドのライブシーンとか
やってて楽しいだろうな~と
思いながら観てた。
個人的には映像へのエフェクトのかけ方が
弱い気がした。
これは、オーディオビジュアルライブや
サラウンドでのライブをやっている人じゃないと
その面白さは伝わらないような気もする。

「ノイズが人を救う」っていう
コンセプトは後からくっ付けたんじゃないかと
思えてならんw

キャラクターの造り方が
カラックスの「汚れた血」を
ほうふつとさせました。






T2 Movie selection vol.139

邪眼:ル・デルニエ・クリ

コマ撮り、パペットやクレイ、セル、早回しと

様々な技術を用いて製作された実写&アニメーション。
しかしそのどれもが、グロいモノばかり。

音楽も、ノイズ入りまくり。
一応、病院でのお話という筋書きはあるのですが、

作品だけ観ててもその辺はよく解らず。
ミュージックビデオやアニメーションを見なれた私たちには、

そこまで新鮮なものではありませんが、
製作者の趣味が伺えて面白い。 






T2 Movie selection vol.138

悪い男

監督:キム・ギドク
出演:ファン・チョリョン, パク・ホジュン, チョ・ジェヒョン, 

            ソ・ウォン, チェ・ドンムン


暴力によって創られた状況なのに、
なぜか憧れてしまう自分がいました。

女性はどう見るのでしょうか?

一言しか喋らない主役の声に、
拍子抜けしました。

でも、必見。







T2 Movie selection vol.137

ブラック・ムーン

監督:ルイ・マル
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
出演:キャスリン・ハリソン, ジョー・ダレッサンドロ, アレクサンドラ・スチュワルト

ルイスキャロルの世界観をルイ・マル監督独自の世界観で解釈した映像作品。
なので、ちょっと解りづらいけど、
これがファッションブランドの広告映像とかだったら
カッコいいかなと思った作品。
ま、映画でもマニアックな映像感覚がアリだけどね。

動物がよく出てきます。
あれはどうやって演出したのだろう。。。

ちなみにTOOWAIIが初めて買ったDVDでした。






T2 Movie selection vol.136

天国の日々

監督:テレンス・マリック
出演:リチャード・ギア, ブルック・アダムス

フェルメールの絵画を彷彿とさせるようなシーン。
取りあえず、お話の内容を忘れます。
それほどの映像の美しさ。
僕はその場に膝まづきそうになりました。

最近、僕の中で
ネストール・アルメンドロスと
パトリック・ディマシェリエが、
僕の師匠になってます。

向こうはさぞ迷惑でしょうけどねぇ。。。






T2 Movie selection vol.135

桂子ですけど

監督:園子温
出演:鈴木桂子, 内田栄一

1時間1分1秒で終わる映画。
人生の1秒と映画における1秒が同期しているかのような気分になる。

実験的な内容だけど、前向きになれる作品。

元ネタであろう「俺は園子温だ」も面白い






T2 Movie selection vol.134

アラキメンタリ〈ヘア無修正バージョン〉デラックス版

監督:トラヴィス・クローゼ
出演:荒木経惟, ビョーク, 北野武

日本人よりJapaneseなアメリカ人・トラヴィスの
日本とアラーキーを凝視した映画。

外国人の目線でアラーキーを観るとこうなるのかと日本人の私は感じるのでした。






T2 Movie selection vol.133

黄金

監督:ジョン・ヒューストン
出演:ハンフリー・ボガート, ウォルター・ヒューストン, 

            ティム・ホルト, ブルース・ベネット, バートン・マクレーン

山、風、人、そして砂金。
大自然を舞台に、人間の一番純粋な欲望を描けている作品。






T2 Movie selection vol.132

映画ドラえもん のび太と鉄人兵団

監督:芝山努
出演:大山のぶ代, 小原乃梨子, 肝付兼太, たてかべ和也, 野村道子

僕は、ドラえもんを観て
人に対する優しさをなんとなく理解したと思う。
これは、サブリミナル効果より強いと思うよ。

映画版ドラえもんで一番好きな所は、
絶対、ジャイアンが良いヤツだという事。

「どらえもん」と打ち込んで変換すると
ちゃんと「ドラえもん」と出るくらい、
日本人にとってはなくてはならない存在だと
思う。

ちなみに、「エスパー魔美」ではダメだった。






T2 Movie selection vol.131

アリス

監督:ヤン・シュヴァンクマイエル

109辺りで、タムロっている
ギャル達の言葉を借りるならば、

ヤン・シュヴァンクマイエルの映像センスは、
"グロカワイイ"という事になりますな。

ルイス・キャロルの世界観に
一番近い作品ではないでしょうか?






T2 Movie selection vol.130

フェイシズ

監督:ジョン・カサベテス
出演:ジーナ・ローランズ

顔・顔・顔
アメリカ人の顔が沢山ありました。

オヤジ&オバちゃんのバカ騒ぎっぷりが、
子供の頃、酔った父親が会社の同僚を
家に連れてきてよくバカ騒ぎをしていたのを、
僕に思い出させました。

僕は、それを柱の影からコソッと
覗く事しか出来ませんでしたが。

「こわれゆく女」を観た時にも
感じた事ですが、
カサヴェテス監督の映画は、
悲壮感たっぷりの演出ではないのに、
エンディングがなぜか寂しく
思えてしまいます。
エンドロールの出し方が
そう感じさせるんでしょうかね~。






T2 Movie selection vol.129

必修!隠語ゼミナール 風俗・ゲイ・ギャル・ヲタク編

業界に興味ある方は、
まずは隠語から勉強しないとね!!!






嘘だけど。






T2 Movie selection vol.128

カスパー・ハウザーの謎

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:ブルーノ・S, ヴァルター・ラーデンガスト

北斗の拳に出てくるボスキャラの後日談かと、
心臓が右にありそうな人のお話かと、
名前をみてそんなイメージを
思い浮かべました。

何の因果か知らないが、
生まれてからずっと牢獄に閉じ込められていた
カスパー・ハウザーが一般社会に出てからの
お話。
井の中の蛙が実際に大海にでたら、
こうなるんでしょうね。

なんで閉じ込められていたのか?
なんで外に出しちゃったのか?
その辺が全く明らかにされないので、
序盤は、カスパーハウザーを捕らえるカメラが、
とても人間を捉えているようには見えず、
まるで昆虫とか爬虫類を観察しているかのような
視点でした。

状況説明がない事で、
興味をそそられるモノにはなっている。

”涙を流す”という行為一つで

人間社会に適応していく成長過程を表現できるカスパー役の
ブルーノ・Sの演技は、白眉。 

最後までカスパーの正体は???のまま。
ま、それを伝えたいわけではないってのは
最後を見るとよく解る。
だけど、最後を観ると
人間の残酷さもよく解る。

P.S
この監督の作品『小人の饗宴』に出てくる
小人さんも出てくるので
そちらも要チェックです~。