2013年2月21日木曜日

自分なりのルール。

毎月、映画館で映画を観る事を
自らの課題にしている。

youtubeで映像を見ていると音が劣化している事になれてしまって、
自分の創作活動に影響が出てきそうで、
去年から始めている。


自らの課題と偉そうに言っても
ただ映画を見るだけだから言う程の事でもないのだけど、
自分の中だけの決め事みたいなモノがある。

今回観た映画もそんな作品だった。

『THE FUTURE』

35歳というこれから中年になろうっていうあるカップルの話。
切羽詰まっているわけではないけど未来にぼんやりと不安がある。
そんな誰しもが感じているコトを、
コンテンポラリーアート出身である監督らしく、
ダンスや特異な表現で描いている。

アーティスティックだけど小難しい感じはなく、
ポップで女の子が好きそうな世界観でした。

監督はミランダ・ジュライという人。
脚本と主演も務めている。
前作『君とボクの虹色の世界』同様に
インターネットでの人との繋がりを扱いながら、
自身が映画製作以外に取り組んでいるパフォーマンスを
話に盛り込んでいて他の映画では見られない
独特な世界観がありました。
保健所で始末されそうになっている猫がナレーションってのも
凄い設定ね。

この監督、まだ2作目だけど
作品内に出てくる主人公は自分なりのルールがあるのが特徴的で
それに周りが巻き込まれる。
その状況を表現する時の方法がアナログなセンスで
良いインスピレーションを貰う映像作家です。

『THE FUTURE』、まだ上映中なので、
ご興味ある方是非観に行ってみて下さい。
http://www.the-future-film.com

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