2015年5月23日土曜日

ってか飯が喉を通らん。。カンヌ国際映画祭5日目。

今日ほど緊張した朝食、今までになかったかもしれません。
カンヌに来る前に選考から漏れたBreakfast meetingでしたが、
waiting listに空きが出来たので一応エントリーだけしていたのです。

この時点で「アンタら、朝食ミーティングのキャンセル待ちに参加出来る事になったよ」という状態なので
参加出来ると言う確約ではなかったのだけど、
それが、まさかの参加が許される事になり。。。

いつもなら絶対寝ている時間に目を覚まし、
可能な限り準備をして会場へ行く。




我先に乗込むと入り口ではwaiting listの映画人。
呼ばれるのを今か今かと待っている。

もうね、ココまで来るとあとは運を天に任せるのみですよ。
扉の向こうには、今後関わっていきたい人達が待っている。
キャンセルが確認されWaiting listにも入場のチャンスが。。

一人、二人と名前が呼ばれ、TOOWAIIも入場が許される。。



中は見晴らしの良いテラスがある部屋で参加している関係者の挨拶が始まっていた。
奥に並んでいるのは、サ○ダ○スとかロ○○ノとかB○Cとか
誰もが聞いた事のあるメディアや映画祭のprogrammerが鎮座している。
まさに鎮座DOPENESS。。。

海外に映画を出品する時、出品した作品を選考しているのが
この"programmer"という方々で彼らに選ばれるかどうかで、
海外への道が開けていく訳なのです。

サ○ダ○スとかロ○○ノで作品を出品出来れば、その後のキャリアも弾みがつく訳でして、
そう考えるとカメラも手ぶれしますわな。
ってか手だけじゃなく、足も震えたわ。。

挨拶が終わると「ヨーイスタート!」という感じで始まり、
一人目に話しかけにいったのがBBCのプロデューサー。。
ハードルが高過ぎて何話していいか、、英語も飛んだよ。。

その後、映画祭のプログラマーと話すことにも成功。
当初、Breakfastミーティングに参加出来ないと思っていたので、
事前にミーティングに参加出来ないので作品を見て欲しいとメールをして、
コンタクトを取っていたので、挨拶をすると覚えてくれていた。
(若干、しつこかったというのもある。。)

なので、挨拶した後の第一声が、
「あの〜、何度もメールしちゃってスミマセン。。。」という謝罪から始まる展開(汗)

ってか、思い返してみても久しぶりに緊張したね。
「作品を観て下さい」ってコト以外に、何話せば良いか?
その人の印象に残る様な言葉を投げかけねば。
でも、時間は限られている。
そう思うと余計に混乱もしてくる。

これは、普段の会話から心がけていかないと駄目だなと思った。
一瞬で人の心を掴んでいかないとチャンスはすぐに逃げていってしまう。

で、今回苦し紛れに考えたのは、「今回、集まった皆も知りたいであろう事。」
一応、DVDを渡せたが、作品を観てねって言うのは多分メールでも言える。
なので、どういう作品が好まれるの?とか
実験的な映画も受け入れるの?とか、
海外のディストリビューションってどうしたらいいの?とか、
アジア映画ってどうなんですか?とか。

印象に残る会話をして後でフォローのメールをする。
それしかないなと思いました。
(まぁ、出来たかどうかこれがまた解らないんだけどね〜ww)

時間もあっという間に過ぎてしまい、
朝食ミーティングは惜しまれながら終了〜。

ってか、"朝食"って言われても喉を通らんわw
緊張のあまりコーヒーをがぶ飲みし、会場を出ると解放からか物凄い脱力感ww
凄いミーティングだったなぁ。。。

この日は、これ以外にも色々とありましてね。
まぁ、それは長くなるので別の機会にお話し出来ればと。

0 件のコメント:

コメントを投稿