2014年8月15日金曜日

韓国の映画博物館 at Seoul International New Media Festival

明日はいよいよclosing ceremonyという感じなんだけど、
その前に韓国の映画史が観られる博物館に行ってきたのでご紹介。



ソウルの歓楽街から少し離れた所にある、
Korean Film Archiveにて先日帰国したデンマーク人の映画監督、
Jane Jin Kaisenさんがプレゼンをすると言うコトで同行する。



近くには韓国のTV局が入っているビルも建ち並んでいて、
東京で言えばお台場のような場所。



ここにも映画祭のポスターが貼られていた。
ここら辺の宣伝力はホント凄いなと思います。
そこかしこで観てるからね。



Janeさんのシンポジウムは"Ethnography in the digital age"という
デジタル世代の映像作家達の民族誌についてのトークショー。
先日のスペイン人のVideo Artのプレゼンでも感じたけど、
海外の人は自分の国の文化のアピールの仕方がホント凄い。

日本も過去の映画監督、例えば川島雄三とか中平康とか
再度、紹介したら良いのになと思います。
日本では何度も回顧展やっているのにねぇ。
『しとやかな獣』とか韓国でも受けると思うんだけどな。



その後、併設の映画博物館を観に行く事に。



話題になった映画の画コンテや





映画、というより映像の成り立ちを紹介する機器が展示されていて、
一般の人も楽しめる場所になっていた。
miniDVが過去の遺産になっていたのが何とも。。
確かに今じゃ殆ど使われてないしね〜(笑)



弁士が講演する様なサイレント映画時代のセットも置いてあった。
韓国映画も歴史は古く1903年からで、
年代によっては戦争に関わる作品も多く造られていた。
どこの国も映画は戦争に翻弄されているね。

そんな影の部分も垣間見る事が出来た貴重な体験でした。

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