2014年4月2日水曜日

アートな活劇って感じの映画。

シネマート六本木にて『ギャロウ・ウォーカー 煉獄の処刑人』を観てきました。
西部劇にゾンビの要素も入ってきて、活劇として面白い内容でした。
上映時間が17:30からなのもあり劇場はスカスカだったけど、
もうちょっと入ってても良いかなと思った。

お話は、恋人を殺された男、アマンが
自分の命と引き換えに復讐を果たすんだけど、
それを不憫に思った母親が悪魔と契約して彼を生き返らせる。
で、その契約が彼が殺した人間も同時にゾンビとして生き返り、
今度はゾンビ達が襲いかかってくるという内容。

映像の構図が凄く良かった。
シンメトリー、パンフォーカスでの画面のレイアウト、
アマンと彼を慕って付いてきた青年との会話でのカットバックの構図、
カメラが移動した時の人物の配置など、
僕好みの画が多かった。
登場人物、特に敵役の衣装が砂漠の背景によく合ってて、
色使いがとても良かった。
寓話的な雰囲気を醸し出していたね。

「エルトポ」と比較されている記事をいくつか観たけど、
こういう部分が言及されているのかもしれないね。

遺跡内部のシーンのみ浮いている感じがしたけど、
全体的にはとても楽しめました。

監督はアンドリュー・ゴスという人。
以前、デビッド・ボウイやDrum'n'BassのDJ、Goldyが出演しているギャング映画、
『EVERYBODY LOVES SUNSHINE』が今は亡きシネアミューズにて
上映されてた時に観に行って以来。
事前情報で知っていたので、観ながら当時の事を思い出してしまった。
懐かしい〜。。

90分でテンポも良い。
スカッとしたい人にはおススメかも。
http://www.cinemart.co.jp/theater/g-walker/

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