2014年11月19日水曜日

エロ映画二本立て。

先週ですが映画サービスデーの日に『ニンフォマニアックvol.1/ vol.2』を観てきました。
立て続けにエロ映画を2本。。
なんだか凄い水曜日だったなぁ。

久しぶりのラース・フォン・トリアー作品。
こんかいもやってくれましたな。

いくらヤッても満たされないジョーの性遍歴を語る
エピソード的アプローチの構成。
これまでの作品とは違ってグラフィック的なテロップが入る映像。
エピソードの表題のPOPさ。

扱っている題材は過激な感じこそすれ、
全体的に観やすく十分に楽しめる内容でした。
「そこがオチ?」という下らなさもあり。
そう!これ喜劇です。笑えるシーンが凄く多かった。
そういえば、 トリアーってどの作品も最後までオチをキッチリ描く人なのね。
最近、EU圏で 流行(なのか?)の尻切れとんぼスタイルはやらないね。
まぁ、たいていゲンナリするオチなんだけど(笑)

そして、どこか女性的な印象が全体を通してあったね。
『恋の罪』にどこか通じるものがある感じもした。
劇場には女性客が多かったです。何故か老人も。。

トリアー監督が設立した映像制作会社ツェントローパ 、
女性向けにポルノ映画を製作するプロダクションでもあるので、
まさに本領発揮といったところなんでしょうか。

主人公ジョーと彼女を介抱した初老の男性セリグマンとの会話シーンは
FIXで撮られていて、
回想シーンは手持ち撮影とラフな編集という
シーンを構成するときの明確な差別化はこれまで通り健在だった。
この人の映画で使われるジャンプカットはいつ観てもカッコいい。
とまぁ、見どころが沢山ある良い映画でした。

そんなこんなできっと次回作も観に行ってしまうのだろうなと
思いながら劇場を後にしたのでした。

東京ではvol.01は既に終わってしまったけど、
引き続きvol.02は上映中なのでご興味ありましたら観てみて下さい。

http://www.nymphomaniac.jp

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