2015年1月9日金曜日

共犯関係のようなもの

VideoBlogをUPしました。



デペッシュモードのMV。
アントン・コービンのMVは、Directors LabelからDVDとしてリリースされた事があったが、
この作品は入ってなかったね。

韓国の映画祭に行った時にAFTER PARTYで酔った勢いで
DJにDpeche Modeの曲をオーダーしたらこの曲がかかって
訪韓初日というのもあって凄く盛り上がったのが思い出になっている。

後でYouTubeで検索して繰り返し観ているうちにVideoもお気に入りになった。
アントン・コービンって、MV監督として技術的に優れているとは思えないけど、
カットひとつひとつから滲み出る独特のユーモアというのがあって、
彼の映像にハマると病付きになる。

なんというか「仕方ないな」と許せてしまう微妙な関係性が出来る。
う~ん、こういうのを言葉で表現するって、難しいね。
とにかく何とも言えない共犯関係が感じられるというか。

映画ならジム・ジャームッシュの様な
写真ならテリー・リチャードソンの様な
落語で言うと五代目古今亭志ん生のような感じ?
(もっと解り辛いか?)

ユーモアだけで観客と対峙している感じとでも言えばいいのか、
そんな魅力があふれている。

これって解らない人には全く引っかからないけど、
好きな人はどんな作品も追っかけてしまうよね。


欠点さえも好きになってしまう様な魅力がアントン・コービンの写真やMVには溢れている。

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