2014年12月5日金曜日

事前に事件を調べてから観に行くと面白いかもしれない映画

最近、劇場で映画を観てて気がついたんだけど上映前のマナー映像が厳しくなってきてませんかね?
電話や座席を蹴るのはまだしも飲食やおしゃべりもダメってねぇ。
その作品に関する事なら良いんじゃないのかなと思うんだけどねぇ。

Raindanceで映画を観た時は隣にいたLAのプロデューサーが暴力描写がある度に
「Oh my god!!」「No〜!!」と悲鳴を上げながら(もちろん小声だけどねw)観てたので、
それはそれでアリなんじゃないかなと思うんだけどねぇ。

先月末のコトですが、有楽町のシャンテシネにて
アトム・エゴヤンの新作『デビルズ・ノット』を観てきました。
ある殺人事件を追う私立探偵の視点で展開する話

登場人物の紹介や重要な小道具にはテロップを使ってサラッと紹介する。
人物紹介に手間取るくらいならこういうやり方もありじゃないかなと思った。

死体が泥水の中から浮き上がる描写の生々しさとか
事件に関係ありそうに見えるヤツが何人もいる中、
おそらくやってないであろうヤツがしょっぴかれていく様子など、
見どころはあったのだけど、最後ねぇ〜。

ネタバレになってしまうけど、
この作品おいて事件の結末は重要じゃないってコトなのかなと思っていたら、
まだ未解決の事件を取り上げた作品らしく裁判も継続しているみたい。
そして、冤罪の可能性がある事件らしく、
そういった視点で見ると楽しめるのかもしれないね。

ラストで語られる言葉が本作のテーマなのかもね。
まぁ、それならそれでも良いんだけどねぇ。
そういえば彼の過去作、絵本に描かれているお話と劇中で語られている物語が
妙なシンクロをみせる『スウィート・ヒア・アフター』って作品でも
同じ様な展開だったけど『スウィート〜』の方がまだ腑に落ちたなぁ〜。

そんなこんなで奥歯にモノが詰まった様な感じがした作品でしたが、
ご興味ありましたら、観に行ってみて下さい。
事件のことを事前に調べてから観に行った方が面白いかもね。

ウエスト・メンフィス3で検索するとWikipediaとかで観れるので
チェックしてみて下さい。

『デビルズ・ノット』
http://devilsknot.jp

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